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私が経験した奇跡の脱出劇(四)

(明慧日本)病院にいた頃、見張り役に機会を見つけて大法の真相を伝えていました。彼らは迫害を隠すために、ドアのガラスに古新聞を貼って、私の足かせに布団をかけて隠したりしました。
 
 私は毎回の灌食に抵抗したため、灌食に使うチューブは毎日、私の体内に残されていました。私が自分でチューブを抜くことを防ぐため、彼らはいつもチューブを高いところに吊るします。ある日、彼らはチューブを吊るすのを忘れて、私がチューブを抜こうとした時、思想業力が「今抜いたら、今度灌食の時にまた入れられるのが辛いのではないか」と言いました。私はただちに歪んだ考えを正して、私は何を求めているのか、私は大法を実証するのだから決して邪悪の要求に協力しない、と意志を固めて私はチューブを抜きました。
 
 外では真相を伝える事がいっぱい私を待っているので、私はここから出ないといけません。ある日、「大法弟子の正念には威力がある」と思いながら、足かせに指差して「開け」と言いましたが、開かなかったので、少しがっかりしました。しかし、その日に灌食された時、足かせが少しゆるくなったと感じました。私の自信は強くなって、それから絶えず師父のご加持を願って、発正念をしました。
 
 すぐに脱出しようと手錠を外そうとした時、手錠は意外にどんどんきつくなりました。少し戸惑った後、師父は「何事もタイミングが大切」という言葉を私に啓示してくださいました。では、脱出の一番良いタイミングを待ちましょう。ある日、警官が戸棚を開けた時、中に足かせを開ける道具が入っているのを見かけました。トイレに行く時、私はその道具を自分の枕に隠すことができました。
 
 10数日後、夜中1時頃、見張り役の二人は寝ていました。私はとても簡単に手錠を外して、そのツールで足かせを開けて、部屋を出ました。通路両側の表門がすべて施錠されていたのを見て、私はトイレに入りました。窓に防犯用金網を装着して、手で押してみたら金網は少しも開きません。私が正念を強めてもう一度押すと、金網が倒れました。事前に用意した小包を抱えてながら私はそこから飛び降りて、芝生を横切って柵を越えて横切り、タクシーに乗って同修の家に行きました。
 
 拘禁中に私の骨盤はひどく骨折して骨の位置がずれて、頭部も怪我をしました。私に関わったすべての警官は、何の応急処置も取らないだけでなく、かえってさらに迫害を加えました。病院のある医者は、「『筋骨を傷めれば、快復には百日かかる』と言われる通り、骨盤骨折と骨の位置がずれた怪我はよく養生しなければ治らないので、むやみに動いたらだめですよ」と言いました。ましてや2カ月近く断食した私は飲食もせず、また何度も病院を行き来して苦しめられ、一般人だったら癒合するどころか、とっくに骨盤に炎症を起こしてしまったに違いありません。法輪大法と師父の慈悲なるご加護のおかげで、私は幾多の魔難を無事に乗り越えられてきました。
 
 どんなに大きい難関に遭っても、師父はずっと我々のそばにいらっしゃるので、乗り越えようとすればきっと乗り越えられます。毎回、難関を突破する時も人心を捨てて正念を強化する過程です。法を正すことをされている師父の無私と困難を考えて、自分がこの世に存在する目的を考えたら私の自信はいつも倍増します。外見から邪悪はとても狂暴に見えますが、毎回、この苦境を絶対に乗り越えられると、私は固く信じていました。
 
 (完)
 
 (明慧ネット「神が人間界にいる」応募原稿)
 
2011年03月26日

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