黒竜江省:ジャムス刑務所は3人の法輪功修煉者を殺害、多数を残酷に拷問(二)(写真)
(明慧日本)
三、劉伝江さんの遺体はすぐに火葬された
2011年3月8日夜中の1時ごろ、法輪功修煉者・劉伝江さんは刑務所で迫害され死亡した。刑務所側は劉さんの遺体をすぐに火葬したいため、家族を騙して、サインをもらった。刑務所側は、「劉さんの家族に20万元を渡した」と言ったが、そのような事実はなかった。
刑務所で劉さんはいろいろな拷問を受けた。警官はスタンガン4本を持って、電気がなくなるまで劉さんに電気ショックを加えたり、殴ったりした。劉さんの片腕が折れたが、警官はいつも「法輪功のやつは死ぬまで殴ればよい」と言っていた。
3月7日、劉さんは病院に搬送されたとき、息が苦しくて「酸素がほしい」と医者に求めたが、医者は「もう無理だ、酸素をあげても生きられない」と言った。その場にいた人の話によると、しばらくして、劉さんの息は止まり、体は傷だらけで悲惨な姿だったという。
「劉さんは心臓病で死亡した」と警官は言ったが、迫害事実が漏れないように、警官は真実を知る人の口をふさいだ。
四、刑務所は法輪功修煉者に対する迫害を続けている
2011年2月21日から、刑務所では少なくとも13人の各監区の法輪功修煉者を強制的に「厳管隊」(いわゆる厳しく管理するところ)に入れた。「厳管隊」に入ると生活用品と荷物を持ってはならない。
ここ数日、刑務所に監禁されている法輪功修煉者たちの家族は刑務所に面会を求めた。刑務所側は面会の手続きをするとき、家族たちに法輪功を罵ることを強要し、従わないと面会を許さなかった。
3月11日、七河台に在住の法輪功修煉者・姜波涛さんの家族10数人は、姜さんと面会するため刑務所に行った。警官は法輪功を修煉していない親戚2人に、法輪功を罵らせてから姜さんとの面会を許した。面会のとき、親戚が姜さんに「殴られたことはあったの」と聞くと、姜さんは「頭と胸を殴られた」と言った。その後、親戚たちは刑務所側に、姜さんに身体検査を受けさせるよう要求した。刑務所側が同意したところで、突然数人の私服警官がやってきて、姜さんの親戚らに対して暴力を振るった。親戚の中の、乳がんの手術を受けたばかりの女性が警官に蹴られて倒れ、ほかの2人も殴られて痙攣し、嘔吐した。親戚の10歳前後の子供も暴行を受けた。目撃した人たちがすぐに、携帯電話で録画をしたり、110番に通報したりしたが、警官は来なかった。
| 警官に殴られて血に染まった劉伝江さんの服 |
ジャムス刑務所は、法輪功修煉者に対して常に暴力を振るっている。法輪功修煉者・姜さんは殴られ悲痛な叫び声が刑務所に響いた。候喜才さんは意識不明になるまで殴られた。2010年10月26日の時点で73人の法輪功修煉者がジャムス刑務所に監禁されている。この刑務所でどのぐらいの法輪功修煉者が監禁されてきたのだろうか? 誰がどんな迫害を受けていたのか? 詳しい情報はない。現在までに暴露された迫害事実は、ほんの一部にすぎない。
ジャムス刑務所の残酷な迫害行為が暴露された後、警官は法輪功修煉者・秦月明さんの家族が暴露したと疑い、秦さんの家族を脅迫したという。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
2011年03月28日
明慧ネット:jp.minghui.org
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