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山東省:企業の副部長が駅で警官らに集団暴行される

(明慧日本)山東省費(ひ)県に在住の耕作機械製造会社の副部長・彭雲昌さん(60代)は2011年3月25日、妻の呉紀蘭さん(修煉者ではない)とともに、母親の見舞いのため実家へ戻る途中、電車内で乗客に法輪功の迫害状況を話したという理由で、鉄道警察により事務所に連行された。彭さんが抗議すると、警官らは彭さんに集団で暴行を加えた。現在、彭さんは罪状がないまま済南鉄路公安局の留置場に拘束されている。
 
 彭さんが連行された日、彭さんは列車内で乗客に通報され、駆けつけた警官らに強引に職務質問を強要された。その間、彭さんが警官に捜索令状の提示を要求すると、ある警官は「俺が捜索令状そのものだ」と言い、彭さんに暴行を加えた。また、妻の呉さんが夫への暴行を制止しようとすると、呉さんも警官らによって全身に数箇所のけがを負うほどの暴行を加えられた。同日夜、彭さんは済南鉄路公安局の留置場へ移送された。
 
 26日、済南鉄路公安局の警察、費県610弁公室、費県鉄路派出所の所長・周らは互いが協力して、彭さんの家に押し入り、無断で家宅捜索を行った。その際、彼らは何一つ説明することなく「済南鉄路公安局拘留通知書」を家族に提示した。
 
 彭さんはかつて、費県劉荘郷中国共産党の元委書記、費県地震局の元局長であった。しかし、彭さんは法輪功の修煉を始めてから、家宅捜索・洗脳講習・拘禁・解雇など、一連の迫害を受け人権を蹂躙され続けてきた。
 
 2005年、彭さんは会社の運転係に法輪功の無実を伝えたところを告発され、費県610弁公室により3年の労働教養所処分を宣告された。その後、彭さんは山東王村労働教養所で迫害を受け、拘禁された。
 
 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
 
2011年04月02日

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