■日本明慧 http://jp.minghui.org/2011/04/03/mh040889.html 



黒竜江省:法輪功修煉者がジャムス刑務所で迫害され死亡(写真)

(明慧日本)黒竜江省ジャムス刑務所は2011年3月17日、5日に死亡した法輪功修煉者・于雲剛さん(48)の遺体を火葬した。その際、親族は数人しか立ち会うことを許されなかった。
 
 今年3月に、法輪功修煉者・于雲剛さん、秦月明さん、劉傳江さんが迫害により死亡した事件が報道されて以降、ジャムス刑務所、国保(国家安全保衛)大隊、公安局は于さんの親戚を監視し、迫害を強化させた。于さんの兄と姉が居住する家の電話は盗聴され、親戚が居住するマンションの下には、24時間態勢で私服警官が監視し、尾行していた。

生前の于雲剛さん
于雲剛さんのICU集中治療室での様子

 盗聴、監視、尾行など一連の人権侵害を受け、于さんの親戚たちは多大な精神的な苦痛を受けた。精神的に追いつめられた于雲剛さんの兄は、于さんの遺体火葬を承諾する書類にサインせざるを得なかった。
 
 ジャムス刑務所は、法輪功修煉者に強制的に信念を放棄させるため、2011年2月に「厳管隊」を作り、同月21日から暴力を用いて法輪功修煉者を転向させるため、さらなる迫害を開始した。「厳管隊」が作られてから6日目に、秦月明さん(47)が死亡し、翌月3月5日には于雲剛さんが死亡、8日には劉傳江さんが死亡した。
 
 于さんの親族はこの事実を知り、于さんとの面会を強く求めた。しかし、刑務所側は「特勤隊」を作り、毎日、法輪功修煉者の親戚を監視、検閲し、暴力を加えるなどした。ジャムス刑務所、ジャムス市公安局、ジャムス市蓮江公安局、国保大隊は互いに結託し、法輪功修煉者を死亡させた事実を隠蔽するため、言いがかりをつけ「法輪功修煉者の親戚が面会を要求したため刑期を延長する」と言った。3月21日、面会を要求するため刑務所に行った法輪功修煉者の親戚が、4、5人の不審者によって連行された。

通行人が撮影した、法輪功修煉者の親戚が私服警官に連行される様子

 ジャムス刑務所での迫害は「厳管隊」だけにとどまらなかった。2月17日の朝7時、牡丹江(ぼたんこう)刑務所の元警官である法輪功修煉者・侯喜才さんは、同僚の警官に法輪功の真相が入った封筒を渡そうとした際、警官・任岩峰により事務室に連行された。そこで、候さんは侮辱、殴打などの迫害を受け、候さんが失神するまで止めなかった。法輪功修煉者・姜波濤さんは2月28日の深夜、転向を目的として受刑者から暴行を受け、その叫び声は遠くまで届いたという。
 
 牡丹江刑務所の元警官である法輪功修煉者・戴啓鴻さんは、法輪功の真相を伝えたため、5年の実刑を言い渡された。戴さんは刑務所で、警官と受刑者に殴られ、スタンガンを口に入れて、電気ショックを加えられるなどの迫害を受け、何も食べられないほど衰弱した。戴さんは拷問を受け顔は別人のように変形し、2010年9月に危篤に陥った。
 
 また、樺南林業局に勤務している法輪功修煉者・商錫平さんは、迫害を受け顔が変形した。法輪功修煉者・李少志さん、陳続忠さん、高永勝さんは現在もなお、迫害を受けている。70歳の陳続忠さんは迫害を受け、排便障害になった。
 
2011年04月03日


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