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カナダ・オタワ市衛生部が法輪功修煉者に謝罪(写真)

(明慧日本)オタワ市衛生部の職員が2008年4月、アジア伝統文化月間「健康=財産」の展示会に参加予定だった法輪功団体の参加を急きょ拒否した事件は、2011年3月、オタワ市の衛生部が当州の人権仲裁裁判所の決定に従い、法輪功修煉者に謝罪と損害賠償をすることで解決された。
 
 市は謝罪文の中で、職員の誤った行動に謝罪すると共に、これからこのようなことが二度と起きないように、職員を厳しく指導すると記した。また、市政府が法輪功の修煉原則「真・善・忍」をいつも称賛していることを改めて強調した。

集団煉功中の李京玉さん(中)

 事件の発端は、2008年4月のアジア伝統文化月間「健康=財産」の展示会が開催されるとき、法輪功修煉者・李京玉さんは、市民に法輪功を無料で教えようと思い、主催者である市の衛生部に当展示会への参加を申し込んだ。5月15日に参加許可が下り、そして開催日の3日前、5月21日に主催者側から参加に関するすべての情報が伝達された。しかしわずか3時間後、突然参加を取り消された。その理由はブースが足りないためだという。不審に思った李さんは責任者に問い詰めると、協賛側のある華人コミュニティから圧力があったことが分かった。さらに翌年、再び参加申請をすると、昨年同様に拒否された。
 
 それ以来、李さんは解決を求め、数回にわたって担当部門に話し合いを申し入れたが、無視され続けた。市の職員が市民の信仰を公然と差別しているため、仕方なく当州の人権仲裁裁判所に審議を申し立てたという。
 
 市の謝罪を受け、現地の法輪大法協会のスポークスマンは、市の決定を歓迎すると表明した。また、当スポークスマンによると、中共(中国共産党)は長い間、カナダの華人コミュニティに圧力を加え、法輪功修煉者を孤立させようとしているが、最終的にいつも失敗に終わっている。しかも法輪功修煉者は毎年、市から表彰され続けているという。
 
2011年04月04日


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