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慈悲の言動を通して衆生を救う(二)


文/遼寧省の大法弟子・静修

(明慧日本)師父は説法の中で「大法弟子は既に衆生が救われる唯一の希望となりました」(『正念』)とおっしゃいました。真相を伝え衆生を救う過程で、私は善の力はすべての人々を感動させるということを常に体験しています。私たちの表情、態度、話し方、振る舞いなどはすべて衆生を救い済度するうえで、良い印象を与えなければなりません。真に心から相手のことを考えると、打ち出す慈悲の力はさらに大きくなり、その人の良くない思想を打ち破ることができ、その人はすぐに真相を受け入れ、救われるのです。そして、三退させ、その人は法輪大法の素晴らしさを知ることもできます。時には、発正念をして師父にご加持をお願いすると、もっと良い効果があります。
 
 この数年来、私が救った生命はどのくらいか正確には分かりませんが、私はどこに行っても、何をしていても、自分には使命があるということを忘れたことはありません。正法時期の大法弟子は個人の修煉が目的ではなく、衆生を救うことこそが重要なのです。
 
 旅行中、私は列車の中で周りに座っていた多くの人々に三退を勧めました。最初は私の話を認めませんでしたが、少し時間をおくと、基本的には皆、真相を理解し、三退しました。私はこの数年、列車の乗務員にも三退を勧めたことがあります。ある乗務員は受け入れませんでしたが、「あなたたちが話したことはすべて正しいです。あなたたちは良い人です」と言いました。私は、今後その人が三退する基礎を築いたと思っています。
 
 私は、息子の面会に刑務所へ行くたびに、警官たちに真相を伝え、時には三退する人もいました。私はまた、警官たちにさまざまな方法や角度から手紙を書き、真相資料を郵送しました。たとえ、三退しなくても、大法の真相と善悪には報いがあることを知らせ、彼らの背後の邪悪を解体することができ、拘禁中の同修に対する迫害を軽減させる作用を果たすことができました。
 
 私と夫は退職してから他の地域で働くことになりました。これもおそらく師父の按排でしょう。夫は現地の同修たちと連絡を取って集団学法をし、全体が協調し向上できる環境を形成しました。
 
 また、私と夫は家庭資料拠点を作り、現地の同修たちが必要な真相資料と『明慧週刊』を供給しました。夫はこのことに心血を注ぎ、技術を学ぶために夫は日帰りで何度か実家まで出向き、同修に技術を教えてもらいました。50歳過ぎの人が、数百キロの距離を往復し、その翌日には普段どおり出勤しても何の問題もありませんでした。すべて、師父のご加護と、大法の威力です。この資料拠点を作ってから、現地の同修は次第に正法の進展に追いつくことができました。私たちは真相資料を配るため、現地のほとんどの場所に行きました。夫の勤務先の病院の院長や医師、患者さんにも真相資料を送りました。買い物をする時、出会う人々に三退を勧め、彼らに「法輪大法は素晴らしい」と覚えてもらいました。私たちは、正法時期の大法弟子としての使命と先史の誓約を果たしています。
 
 自分の修煉の過程を振り返ってみると、苦しいことも、嬉しいことも、悔しいこともありました。間違って歩んだ時もありましたが、慈悲なる師父は私を加護し、導いてくださったので、私たちはどんどん成熟していきました。三つのことをよく行う過程で、私は次第に心性と次元が向上し、どんなトラブルに直面しても、まず内に向かって探すことができるようになりました。しかし、他の同修と比べると差はまだ大きいのです。私はこの正法の最後の道をさらに勇猛邁進し、絶えず自分を向上させ、力の限り衆生を救い済度します。師父、ご安心ください。
 
 これは私が体験したことです。不足の部分は同修の慈悲なるご指摘をお願いします。
 
 (完)
 
2011年04月07日

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