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黒竜江省:国保大隊長・張英鐸の犯罪事実

(明慧日本)張英鐸は40代の男性で、黒竜江省依蘭(いらん)県公安局の国保(国家安全保衛)大隊の大隊長である。
 
 張は2010年の春に国保大隊の大隊長になって以来、法輪功修煉者に対する暴力、侮辱、ゆすりなどの迫害を行い続けてきた。彼の指揮の下、すでに9人の法輪功修煉者が強制連行、拘禁、ゆすりなどの迫害を受け、そのうちの2人は労働教養所に収容された。張はかつて「法輪功を根絶してやる」と公言したことがある。張がこの1年来に行った犯罪事実は以下の通りである。
 
 2010年4月、法輪功修煉者・李桂月さんは、道台橋鎮派出所の王旭東らにより暴行を受けた上、強制連行された。張は大隊長として自ら李さんを尋問し、李さんの髪を引っ張り、人事不省で血まみれになるまで李さんの顔を壁に叩きつけた。李さんは15日間の拘留を強いられ、1000元をゆすり取られた。
 
 2010年5月、張は三道岡鎮中学校の教師・左先鳳さんを強制連行した後、副隊長・宋宇哲と三道岡派出所・シ景武らを率いて左さんの自宅と学校の事務室に押し入り、法輪功の書籍と私物を没収した。さらに、張は公安副局長・李柏河、法制課・ビ可多、張建平らと結託して、左さんに無実の罪を着せ、1年半の労働教養を科した。その後、左さんはハルビン市の前進労動教養所で、電気ショック、暴力、虐待などの残酷な迫害を受けた。
 
 2010年6月、張の指示のもと五国城派出所の劉興濤らは、路上で法輪功修煉者・費淑芹さんを強制連行し、5日間拘禁した。費さんが勤務している製粉工場は1000元、関連部門の食糧局は2000元の罰金を取られた上、費さんの家族も「保証金」として数千元をゆすり取られた。
 
 2010年11月、江湾鎮派出所の李文学は張の指示のもと、マイクロバスに乗り込み車内の法輪功修煉者・史栄先さん、段淑妍さん、董慶蘭さんの3人の女性に首を締めるなどの暴力を加えた後、強制連行した。張は彼女たちを尋問する際、平手打ちをするなどの暴力をふるった。また、家宅捜索を行い、「三書」を書くように強制し、「労働教養処分を下してやる」などと脅迫した。張は、捏造した資料をハルビン市に報告し、彼女たちに労働教養処分が下されるよう画策したが失敗した。しかし、張は3人を不当に15日間拘留し、1人あたり3000元をゆすり取った。
 
 2010年12月、町内のあらゆる政府機関と派出所が結託し、法輪功修煉者の家へ行って恐喝、家宅捜索、嫌がらせなどを行い、法輪功の書籍、物品を焼却したり、没収したりし、「保証書」を書くよう強制した。この迫害は県の政法書記・楊旭、610弁公室主任・徐海波、公安局長・王慶豊と副局長・李柏河などが計画し、張と宋宇哲などが直接参与した。
 
 2011年1月12日、法輪功修煉者・陳志文さんは食事をしていたところ、五国城派出所の劉興濤、徐富らによって強制連行された。張は、李さんに修煉を放棄する「保証書」を書かせたり、偽の証言で他人を陥れるように強制したりした。そして、李さんを15日間拘留して、家族から2万数元をゆすり取った。
 
 2011年1月12日、法輪功修煉者・王雲峰さん、呂慧林さんは、路上で暴行を受けたうえ、強制連行された。張は部下を連れて修煉者の家へ行き家財を没収した。呂さんは13日間拘留され、王さんは1年の労働教養を強いられた。張はさらに、王さんの家族から1000元をゆすり取った。
 
 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
 
2011年04月09日

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