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四川省:法輪功修煉者が不明薬物を注射され精神破壊

(明慧日本)四川省眉山(びざん)市丹稜県に在住の法輪功修煉者・陳仕明さんは2010年7月、5度目の強制連行を強いられた。
 
拷問の実演:不明な薬物の注射

 陳仕明さんは2010年7月、自宅にいたところ、5度目の強制連行を受けた。丹稜県の8人の警官は陳さんを殴打して車に引きずりこみ、陳さんを眉山市「505工場電信通信部洗脳班」に監禁して、残酷な迫害を行った。陳さんはそこで不明薬物を注射され、不明薬物が混入した飲食物を食べさせられた。その後、陳さんは血圧が急激に上昇し、生命の危険に晒されたため自宅に送り返されたが、帰宅後半年も経たずに精神が破壊された。陳さんは記憶が曖昧になり、反応が鈍化し、全身が痙攣し、まともに立つことができなくなり、痩せ細り、自力で生活することができなくなった。
 
 陳さんは1998年10月に法輪功の修煉を始め、修煉する前に患っていた骨子増殖、リューマチ、関節炎、腎炎など多種の病気がすべて全快した。2000年3月、陳さんは一度目の強制連行を受け、丹稜県留置場に15日間拘留された。陳さんは10月に再び強制連行を受け、看守所に40日あまり監禁された。
 
 2001年9月、陳さんは法輪功の資料を配っていた時、警官に強制連行され、棉陽労働教養所に監禁されて迫害を受けた。陳さんはそこで、しゃがんだ姿勢を長時間強要される拷問、殴打、監禁、強制労働などを受けた。警官は陳さんが人と接触することを4カ月間も禁じ、1年6カ月の迫害を受けた陳さんはようやく釈放された。
 
 2006年5月、陳さんは自宅にいたところを丹稜県の警官らにより丹稜派出所に強制連行され、1カ月間の監禁を強いられた。その後、陳さんは棉陽労働教養所で1年3カ月の迫害を受けた。陳さんは、そこで長期間の睡眠の剥奪・拷問を加えられ、生命の危険に晒されたため釈放された。
 
2011年04月10日

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