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師父は新しい命を何度も授けてくださった(二)


文/中国の大法弟子

(明慧日本) 大紀元が『九評共産党』を発表して数カ月後の2005年3月15日、刑務所は法輪功が反革命組織だと決めつけて、修煉をやめない大法弟子を独房に監禁し、外部との接触を禁じ、他の人との会話も禁じました。当時の状況はとても緊迫し、圧力が大きかったのです。刑務所の会議では、邪悪が悪人を操り、大法と師父を誹謗する発言が多く、私はとても辛かったのです。会議が終わり、独房に戻された時、私はとても息苦しくなり、横になるとそのままこの世を去るのではないかと感じました。はじめは「死んでもいい」と思いましたが、「だめだ、まだ多くの衆生を救わなければならない」と考え直しました。その瞬間、何もかも分からなくなり、1時間後に気が付いた時、何事もなかったかのようでした。師父が私を死の淵から引っ張り上げてくださったのだと分かりました。
 
 間もなく、体の状態がますます悪くなり、刑務所の病院で検査したところ、重症の心臓病と診断されました。刑務所側は問題が起きるのを恐れて、私を外部の刑務所の総合病院へ送りました。そこで、私は点滴を打たれて、急にとても苦しくなりました。もう死ぬかと思い、大声で「先生、早く来てください! とても苦しい、早く針を抜いてください」と叫びました。医師は拒否しましたが、「自分で抜きます」と私が言うと、医師は仕方なく抜いてくれました。その後、医師は「手の関節が腫れあがり、この心臓病では、2年ともたないでしょう」と言いました。
 
 ある日の夜、私は布団の中で手紙を書きました。題は「これが最後の訴えかもしれない」で、私が書いたのは私達の法門の修煉です。「キリストは十字架に磔にされ、3日後に復活した神で、復活祭があります。刑務所を出所した大法弟子は、大法弟子を迫害した悪行を暴露します。もし、私が迫害され死亡したら、あなた達(刑務所)は外国のインターネットで世論の厳しい批判を受けるでしょう」手紙は翌日、警官に渡されましたが、警官はとても怒って、夜に私を呼び出して大声で罵りました。  
 
 その後、2005年8月に一時出所し、家に戻りました。帰った当時、満面に黒い斑点があり、痩せていましたが、学法、煉功に集中し、三つのことをしっかり行いました。体はとても早く回復し、現在はすべてが順調です。  
 
 1年後のある日、警官4人が家に来て、『九評』を卓上に置き、恐ろしい形相で、「正直に言え。これはお前が配ったのか?」と言いました。2人の警官は紙とペンを持ち、メモをとろうとしています。私は師父にご加持をお願いしました。私も紙とペンを持って警官に名前を書くように言いました。警官の1人が「正直に言え。『九評』をおとなしく出せ。さもなければ、手を出すぞ!」と言いました。私は大声で言いました。「私は『法輪大法は素晴らしい』と本当のことを言っただけで、あなたたちに刑務所に入れられました。すでに三度も死にました。今日あなたたちは何をするのですか? 私は何も怖くありません!」警官はしり込みし、メモをとるのをやめました。こうして、師父のご加持の下、邪悪は解体し、警官は去って行きました。その後、一度も嫌がらせに来たことはありません。 
 
 ある年の年末、役所から街道事務所に行くように言われました。会議室に入ると、7、8人がおり、少し話した後、法輪功をやっているかどうかを聞かれました(会話の中で市の610弁公室の者だと分かりました)。私は落ちついて、「あなたたちは大法弟子と半年も接触してきて、法輪功について少しは理解しているはずです。法輪功が良いか悪いか、みんなが分かっており、言わなくても私の状況を知っているはずです。法輪功を修煉することは間違っていません。この命は法輪功が授けてくださったのです。病院で治療するお金もありませんし、法輪功を修煉していなければ、すでに死んでいました」と言いました。その後、警官に質問しました。「なぜ、毎月、私をここに来させるのですか? こうすることは良くないし、これは人権に反します」 警官はすぐに「誤解だ。ただお前と話したいだけだ」と言いました。その後、呼び出されることはありませんでした。  
 
 慈悲なる師父とこの超常的な大法が、私に新しい命を何度も授けてくださいました。師父がいらっしゃらず、大法がなければ、今の私はいません。私たちは精進し、正しい念、正しい行いにより師父の一切のご恩に報いることができるのです。
 
 (完)
 
2011年04月10日

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