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海外の新しい法輪功修煉者の物語(二)

文/アメリカの大法弟子・沐恩

(明慧日本)ある日、私は自転車で新聞を配りに行きました。駅に着くと道に迷ってしまいました。私は携帯電話を持っておらず、また日本語を話せないため、どうすればよいのか分かりませんでした。そこで、私は心の中で師父にお願いしました。すると、私は導かれるように大通りに出て、路線バスを見つけました。そのバスの行き先を見ると、ちょうど私が行く予定の場所でした。私はいつも師父が共にいることを実感しました。
 
 毎年行われる日本語レベル試験の際、同修たちは中国から来た若者に真相資料を配布しています。当日は大雨が降り、止む気配がありませんでした。同修たちはテスト会場の近くで、発正念をして邪悪による妨害の要素を取り除いていました。結果としてテスト終了の1分前、大雨がぱったりと止み、日差しがさし始め、私たちが資料を配布し終わるまでずっといい天気でした。私は興奮しましたが、古い学習者は落ち着いていて「このようなことを数え切れないほど体験したことがあります」と言いました。
 
 ある時、私は中国の派出所の警官に電話をかけ、真相を伝えていました。数回電話をかけましたが、その警官は電話に出るたびに、罵声をあげていました。私はその警官に、善悪には報いがあり、人を罵れば悪の報いに遭うという道理を伝えました。しかし、その警官は罵声を止めず、大声で大法を誹謗中傷しました。このとき、発正念の時間になったので一度電話を切り、いつもより早めに発正念を行いました。私は「警官の背後の邪悪要素を取り除き、警官の口が腫れあがり歯が痛くなり、警官が現世で報いに遭うことで、再び大法を罵って業を作らないようにします」と正念を発しました。発正念が終わり、私は再度その警官に電話をかけました。すると、その警官は二言三言罵声をあげたところで「痛い、痛い」と叫びました。私はその警官が悪の報いに遭ったとすぐに分かりました。その後、ほかの警官が電話を代わったので、私はその警官に「先ほどの警官はどうなさいましたか?」と聞きました。すると、その警官は「彼は気分が悪くなったようだ!」と答えました。この警官は先ほどの警官が目の前で悪の報いに遭ったのを見て、何も言わずに実名で三退に同意しました。同時に今後、大法弟子に対して善を持って接すると約束してくれました。このようにして1人の生命が救われ、私は師父のご加持に感謝しました。
 
 大法を修練して数日後のある夜、私は寝る前に翌日の朝4時50分に起床して煉功しようと考えていました。翌朝、私は夢の中で「起きて、煉功の時間だよ」と声をかけられました。私は、夫が私を呼んだのだと思って夫に確認しましたが、夫は「呼んでいない」と言いました。その時、時計を見るとちょうど4時50分でした。当時は、よく分かりませんでしたが、今になって、師父の法身が私を呼んでくださったのだと気付きました。
 
 先日、私が目覚める寸前に「いつも内に向けて探すことを覚えておいてください」という声が聞こえました。目が覚めた後、この言葉は依然として耳元でこだましていました。最近、私は2人の同修との間で少しばかりの摩擦が起き、心の中で同修に不平不満があり、自分が正しいと思っていました。私はこれが問題だと分かっていましたが、自分をよりよく修煉していなかったため師父が内に向けて修煉するよう啓示してくださいました。
 
 ある日、私は心性の関門を乗り越える時、思想業力にひどく妨害されました。私は、それは自分自身ではないと正念をもって思想業力を取り除きました。どうしていまだにこのような思想業力が存在しているのかを考えると、それを最初から否定していなかったのが原因だと分かりました。私は辛く苦しく思い、涙を流しながら、心の中で師父に「師父、思想業力は私ではないので、私はいりません」と語りかけました。二日後、良くない思想業力は消え去り、私は苦しみから解放されました。今振り返ってみても、その思想業力は本当の自分ではないのです。私はこのことをはっきりと認識し、排斥しましたので、師父は私の思想業力を取り除いてくださいました。
 
 師父は、私にこんなにも多くの奇跡を見させてくださいました。それは、私が師と法に対する信念を強め、修煉の道で勇猛邁進するためなのです。師父は、弟子や衆生のためにたくさんのことをしてくださいました。しかし、私は多くの執着心に阻まれて、精進する意志を緩め、多くの時間を浪費してしまいました。今思えばとても残念なことだと思います。私は残された貴重な時間の中で、師父のおっしゃったことをよく聞き、三つのことをしっかりと行い、多くの衆生を救い、師父に随って真の我が家に帰ります。
 
 (完)
 
2011年04月10日


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