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天津市:法輪功修煉者が迫害を受け、精神もうろうとなる

(明慧日本)天津市の法輪功修煉者・任冬生さん(46歳男性)は、法輪功を修煉しているという理由で、中共(中国共産党)当局により天津港北刑務所で不当に5年間拘禁され、迫害を受けて精神がもうろうとしている。本来、2011年3月7日で刑期が満期となっていたが、中共の両会(全国人民代表大会と中国人民政治協商会議)開催のため、610弁公室は任さんと他の釈放すべき数人の法輪功修煉者を洗脳班へ強制移動させた。一週間の強制洗脳が行われた後、やっと自宅に戻ることができた。
 
 任さんは5年間、刑務所で残酷な迫害を受けた。2度独房に監禁され、14日間、食事を食べさせない(たとえ食べられても、独房の中では1分間しか食べることができない)、水を飲ませない、手錠で足と手を拘束され飲食できない、伏せて地べたで食べること等を強制させられた。任さんはいつも「法輪大法は素晴らしい」と叫び、叫ぶ度にすぐ警官に殴られた。殴りすぎて、警官の気が遠くなったこともある。最も悪辣なのは、仏教の本やわいせつな事を利用して強制転向させることだ。
 
 任さんは、かつて深刻な肺心病を患っていたが、法輪大法を修煉した後に、重病は全快した。
 
 2006年3月、任さんは法輪功の資料を配っていたため、強制連行された。その後8カ月間、家族との面会を禁止され、5年の不当判決を下され、天津港北刑務所に拘禁された。
 
 妻の法輪功修煉者・張麗琴さんは、2009年2月12日に天津静海城関派出所に強制連行され、懲役7年の不当判決を受け、天津女子刑務所に拘禁されている。息子と80歳を過ぎた母親だけが家に残され、助け合って暮らしている。
 
 2010年6月以来、警官はずっと高齢の母親が任さんと面会することを禁じている。しかも、2011年に刑期が満期になっても依然として任さんを釈放しない。情報によると、この半年、任さんは警官に受刑者5,6人に何度も暴力を振るわれ、精神がもうろうとしていたという。
 
 2011年3月15日に、任さんはやっと釈放され自宅に戻ったが、現在の状況は良くなったり悪くなったりしている。
 
 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
 
2011年04月12日

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