■日本明慧 http://jp.minghui.org/2011/04/12/mh132081.html 



オーストラリア:中国政治協商会議主席が訪豪、首都でも抗議に遭う(写真)

(明慧日本)西オーストラリア州の州都パースで一昨日、法輪功修煉者から一連の抗議を受けた中国政治協商会議主席・賈慶林(か けいりん)は7日、首都のキャンベラを訪れたものの、同様の抗議を受けた。法輪功修煉者たちは賈慶林が空港から宿泊先に向かう道中、及び宿泊先のホテル周辺で、横断幕などを掲げて迫害に抗議した。
 
 賈慶林は「法輪功迫害追跡調査国際組織」の調査により、法輪功迫害の主犯とされる中共高官11人の中の1人であり、スペイン国立法廷で「ジェノサイド」と「拷問罪」で起訴された迫害の元凶5人の中の1人でもある。
 
ホテルの正面で抗議する法輪功修煉者たち

ホテルの後ろ側で抗議する法輪功修煉者たち

 翌日8日、法輪功修煉者は引き続き抗議を行った。現地時間午後2時過ぎ、一部の法輪功修煉者たちは賈慶林の宿泊先であるハイアットホテルの正面と後ろの道路の向かい側で「法輪大法はすばらしい」「人権悪党・賈慶林 スペインでジェノサイド罪で告訴される」「11年にわたる中共の法輪功迫害を停止せよ」と書かれた横断幕を掲げ、多くの修煉者を迫害してきたことに抗議した。また、通り掛かったドライバー達がクラクションを鳴らして、修煉者たちに声援を送る一幕もあった。
 
 現地の中国領事館は50〜60人前後の中国人留学生と華人を動員し、歓迎ムードを演出しようとしたが、マナーの悪さから警察に警告を受けたり、迫害の真相を知った学生がその場で三退するなど、逆効果に終わった。
 
 かつて中国で、法輪功修煉者であるというだけで刑務所で4年間も拘禁され、様々な拷問を命を落とす寸前まで受けたという岳昌智さんは迫害の終結を願い、シドニーから駆けつけ抗議活動に参加した。岳さんの辛い過去を聞いたある連邦警察官は非常に同情し、「あなたがオーストラリアに来て自由になったことを嬉しく思います」と岳さんを励ました。
 
2011年04月12日


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