■日本明慧 http://jp.minghui.org/2011/04/14/mh151549.html 



上海女子労働教養所、受刑者を教唆し法輪功修煉者を迫害

(明慧日本)上海女子労働教養所は10数年来、法輪功修煉者を残酷、卑劣な手段で迫害し続けており、その非人道性は年々拍車をかけている。中共(中国共産党)の中央政法委員会(情報、治安、司法、検察、公安などの部門を主管する機構)・周永康と上海市政法委員会・呉志明の直接的な指示の下で、労働教養所の警官が行っている法輪功修煉者への心身に対する迫害は、完全に人間性を失っている。 
 
 労働教養所の第5大隊は、法輪功修煉者を迫害する「専門管理大隊」とみなされている。そこには6人の警官がいて、大隊長は李と邵の2人である。邵は昨年、定年退職したが、2カ月後に再び第5大隊に復帰した。当教養所の警官は、他の刑務所から毎月新しい受刑者を選別し、3カ月以内に拷問や洗脳などの手段で「思想改造」を行い、警官に認められた人、試験でよい成績を得られた人、口の達者な人、文才のある人、あるいは教養がなく完全に警官の言いなりで、警官の代わりに何でもする人を、教育人員として育成する。
 
 これらの選抜された教育人員に対して、専門管理大隊は研修を行う。まず、彼らに地位を与え、高く持ち上げ、社教(いわゆる社会教育者)という肩書きを与える。そして、中共の法輪功を誹謗中傷する虚言を彼らに注ぎ込み、警官の教唆と指図の下で、法輪功を知らない人も数日以内に完全に法輪功を敵視するようになり、残酷な迫害の執行者となる。
 
 さらに、迫害の犯罪性をごまかすために、警官は彼らをそそのかし「我々と一緒に法輪功修煉者を迫害することは責務であり、政府と共によい事をしているのだ。同時に毎月の賞与も加算され、待遇も良く、減刑することもできる」など、利益の面から彼らを誘惑し、法輪功修煉者に対する迫害を行わせる。 
 
 この人たちは、もともと社会の中で長期間にわたり非行に走っていた人や、社会のかすと見なされていたような人で、労働教養所内で急に悪人から社会教育者へと持ち上げられ、自分が重視され認められたと感じ、また刑期が短縮されるという見返りから、力強く命がけで法輪功修煉者を迫害する。最後に警官は「お前たちの誰かが法輪功修煉者と心を通わせ、法輪功の真相を聞いたならば、お前たちをとても痛ましい結果が待っている」と彼らを脅す。研修が終わると、この人たちを各グループに配置し、半月から1カ月の間に、中共の法輪功を誹謗中傷する資料を大量に読ませ、毎日体得したことを書かせる。このようにして、法輪大法を敵視する思想や観念が脳の中に深く刻み込まれる。育成訓練が終わると、また新たな訓練期間が始まり、繰り返し行われる。 
 
 労働教養所と市の610弁公室、洗脳班、国保(国家安全保衛)大隊はいつでも連絡できるように、労働教養所内に人員を配置している。彼らは独房で法輪功修煉者一人一人を転向させる。2人の教育人員が1人の法輪功修煉者を監視し、修煉者を特製のプラスチック製の小さな腰掛けの上に座らせる。この腰掛けは、高さ27センチ、幅25センチで8つの凸凹がある。法輪功修煉者は、まっすぐに座ることを強制され、少しでも動くと罵られたり、引っ張られたりする。
 
 ある法輪功修煉者は、この拷問を数日間連続で強制され、臀部がぼろぼろになった。 
 
 多くの年配の法輪功修煉者が、同様に非人道的な迫害を受け、朝5時から夜9時半まで座り続けることを強制させられている。
 
女子労働教養所の正門

2011年04月14日


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