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甘粛省:8年間拘禁された法輪功修煉者、さらに3年6カ月の不当判決

(明慧日本)甘粛省寧夏市塩池県の裁判所は2011年3月31日、銀川(ぎんせん)市に在住の法輪功修煉者・馬智武さんに秘密裁判で懲役3年6カ月の不当判決を言い渡した。馬さんは不服を申し立て、現在、上訴している。
 
 2010年9月12日、馬さんは塩池県公安局の花馬池出張所の警官に強制連行され、友人から借りていた車も没収された。それからの半年間、馬さんは塩池留置場に拘禁された。馬さんが拘禁された後、家族も絶えず寧夏610弁公室から嫌がらせを受けた。
 
 馬さんが公安当局に強制連行された後、馬さんの妻、妻の父(80歳)、及び車を貸してくれた友人は何度も塩池県公安局、検察院、裁判所へ向かい、直ちに不当に連行された馬さんを釈放するよう求めたが、すべて乱暴に拒否された。また、当局は最近、秘密裁判で馬さんに懲役3年6カ月の刑を言い渡したことが判明した。
 
 (一)罪もなく8年間の刑務所生活を強いられた
 
 馬さんはかつて、銀川鉄路支局安全監察室の運転手の仕事をしていた。今年41歳になる馬さんは1998年5月に法輪功を修煉し始め、心身ともに大きな恩恵を受けていた。
 
 しかし、1999年7.20以降、中共(中国共産党)が法輪功に対する迫害が開始してから、馬さんは上京して法輪功の無実を訴えた。そのため、馬さんは当局に拘束され3年間の刑務所生活を強いられた。馬さんは寧夏白土崗子労働教養所に収容され、暴行、灌食などのさまざまな迫害を受けた。馬さんは断食して釈放を求めたが、中共当局は馬さんに、さらに6年の懲役刑を科した。
 
 2002年4月18日、馬さんは呉忠関馬湖監獄に移送された。馬さんはそこで、警官の指示を受けた受刑者からさまざまな迫害を受けた。彼らは、馬さんに連続十数日間の睡眠妨害、足の指先が地面につかないように上から吊るし上げる拷問などを行った。
 
拷問の実演:吊るし上げる拷問

 馬さんはさらに「死人ベッド」と言われる拷問器具に40数日間拘束された。馬さんはこの間、警官らにハエの死骸を混ぜた不明薬物を強制的に飲まされた。不明薬物を飲まされた後、馬さんは身体に変調をきたし、半年間自力で歩くことができなくなった。
拷問の実演:死人ベッド

 (二)家族も当局に嫌がらせを受け、苦しみを受けた
 
 馬さんが拘禁されていたとき、馬さんの妻は妊娠していたが、寧夏610弁公室は幾度も馬さんの妻に嫌がらせを行い、日常生活を妨害した。
 
 2001年11月20日、 銀川市西花園公安出張所は馬さんのわずか2歳の娘を拉致したため、馬さんの妻は法輪功の修煉をやむなく諦めた。また、馬さんの父は心に大きなショックと屈辱を受け、息子の無実の罪を晴らせないまま2001年この世を去った。
 
 (三)2008年、馬さんは一時釈放されるも再び連行
 
 2008年2月、馬さんが8年間の刑期を終え、自宅に戻った時、娘はすでに8歳になっていた。
 
 馬さんは現在、再び強制連行され、自宅には年配の母と幼い娘が残されている。中共は、繰り返し何の証拠もなく国民を強制連行し、家庭を崩壊させるという犯罪行為を行っている。
 
 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
 
2011年04月16日

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