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道楽者が法輪功を修煉してから悔い改めた物語


文/清渓

(明慧日本)法輪功の修煉は真・善・忍を基準としています。現在、すでに数多くの社会各層の人々が法輪功を修煉している事例が報道されています。絶対多数の法輪功修煉者は、修煉してから社会の良い人となりました。また、かつて闘うことが好きで、その手段は残忍で、ひいてはすでに岐路に入ってしまった人が、法輪功の修煉を通して、悔い改めた例もあります。この類の例は、多くの法輪功修煉者の中で、非常に稀な例ですが、法輪功の偉大さと超常さが現れています。明慧ネット4月11日に掲載された2篇の文章は、私が述べているこの問題に言及しています。
 
 その中の一篇は黒竜江省の人が書いた文章です。彼は学生時代、ほとんど殴り合う中で過ごし、高校2年になったときは、なんと同級生たちに保護料として毎月20元を請求していた、と述べました。これはどんなに良くない行為でしょうか、まったく学校の中の暴力団・マフィアになっていたのです。ある同級生は保護料を支払いたくないので、家族を通して、何人かを集めて連れて来て、この問題を解決しようとしました。4人(そのうち、3人は大人)が学校に来て作者を探しました。当時、作者らは4人(みな学生)でしたが、殴られて去っていきました。学校にやって来た4人のうち、3人が作者に殴りかかっていきました。作者はシャベルを見つけ出し、彼らと殴り合いました。彼らは負傷し、作者の頭にも傷口ができ、口元も殴られ、唇が外側にゆがんでしまいました。1針縫いましたが、今でも傷あとがまだ残っています。
 
 彼は20歳の時、法輪功に出会いました。李洪志先生の説法の録音を聞き、心の底からこの功法はあまりにも素晴らしいと思いました。彼は、「大法は無償で人々にすべてを与え、人間としての道理を教えてくれるのに、逆にどうして、人々から何も求めないのか。これは偽者ではない。科学の角度から分析しても、録音を聞かせくれた親戚はわりに高い学歴をもっているし、それも理工系を学んでいる人で、その親戚が大法を信じることは、必ずそれなりの道理があるはずだ」と思っていました。それから一カ月間、彼は『転法輪』を読み、煉功の動作も学びました。彼は体の中から外まで若くなり、顔のしこりも、黒かった顔色も良くなり、鏡で見てみると、ますます自分がハンサムに写っていて、自転車に乗ると誰かに押されているように軽かったのです。
 
 もちろん、法輪功を学んでから、彼は再び人と殴り合うことがなくなり、さらに保護料を受け取るような類のことも止め、他人が彼を殴ったとき、殴られても殴り返さず、罵られても返さなくなりました。
 
 彼は法輪功を修煉してから、会社で仕事に全力を尽くし、他の人が見なくても、管理する人がいなくても、自分の仕事の質を守りながら、速くやり終えました。冬になると、自らスーパーマーケットの前に積もった雪を掃除しました。同僚は皆、「法輪功を修煉する人は皆とても素晴らしいですね。誠実で頼りになるし、人格も良い」と話していました。大法が彼を変え、私達の社会も大きな恩恵を受けました。
 
 もう一篇の文章の主人公はかつて親族、友人らの頭を痛めていました。政府も解決の手がなかったのです。彼は武昌区で有名だった、問題の青年・劉社紅です。劉は殴り合うことが好きなうえ、麻薬を吸い、かつて4年間労働教養を課されたことがあります。麻薬を吸って貧乏になり、家財がすべてなくなり、さらに彼自身の体をもだめにさせました。若いのに、両足がむくみ、全身が黒くなり、危険な状態でした。2006年年末に、劉は法輪功の修煉を始めました。わずか4カ月で、彼は麻薬をやめることができ、体は健康になり、顔に赤みがかって艶々するようになった。彼は法輪功の教え「真・善・忍」に従って、自分を律し、他人に善を持って接触することができ、本来持っていた悪い習性を徹底的に捨てて、別人に変わりました。
 
 麻薬の話をすると、麻薬に対して少し分かっている人なら皆知っているはずですが、一旦麻薬を吸ったら、それをやめようと思っても、なかなか不可能です。このような言葉があります。「十年間麻薬をやめたとしても、一旦また吸い始めると元に戻る」一旦麻薬の習性に染まると、もう救いようがありません。最後には自分の体を壊し、家庭を壊し、周囲からも信頼を失います。
 
 劉が法輪功の修煉を始める第一歩として、まず麻薬を戒めることでした。法輪功の超常さはこの方面でも現れました。彼はごく短い期間内に完全に麻薬を戒めることができました。劉は、法輪功修煉者が中共のデマに中傷され、残酷に迫害されているのを見て、自分の考えた方法で人々に法輪功の真相を伝えました。2008年、彼は外で法輪功の真相スローガンをスプレーで書いていたとき、警官に強制連行され、不法に労働教養を強いられました。労働教養所ではずっと「厳しく管理する大隊」に監禁されていました。彼は学法、煉功したことを理由に、何度もひどく殴られました。
 
 劉が修煉を通していかに変わったのか、よく分かると思います。彼は以前どのような人だったのか、公安部門には記録が残っています。しかし、彼はなんと法輪功の修煉を通して、良い人になったのです。
 
 この方面での事例は、法輪功修煉者の中で確かに存在しています。この二人の修煉体験から、法輪功は本当に人を心から変えることのできる素晴らしい功法だと分かるでしょう。
 
2011年04月21日

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