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遼寧省:法輪功修煉者が受けた各種の拷問(写真)(二)

(明慧日本)遼寧省撫順市清原県に在住の王南方さんは、さまざまな拷問を受けても法輪功を学ぶ意志が変わらなかったため、警官は3本のたばこに火をつけ、新聞紙を漏斗状に丸めて、王さんの鼻をいぶした。王さんは縛り付けられ、しばらくして気絶してしまった。すると、警官は大きなビニール袋に水をいっぱいためて、王さんの頭の上から水を浴びせかけた。王さんは意識が回復すると、胸に激痛を感じ、激しい咳をして痰と血が出た。王さんは苦しみ、呼吸困難になったにもかかわらず、そばにいた警官は王さんに罵声を浴びせた。
 
 王さんはその日、午後3時から夜9時まで拷問を受け続けた。王さんは拷問を受け、苦しみに耐えているにもかかわらず、警官に対し「あなた達は法律の執行者として罪を犯しており、将来は刑事責任を追求されます。善悪ともに報いがあり、将来のために生きる道を考えるべきです」と警官の将来を案じて説得し続けた。しかし、警官は「お前たち法輪功修煉者を死なせても自殺として処理される。しかも、お前たちがどこまで訴えようと勝てるわけがない。俺達は何をしようが平気だ」と言い返した。もう1人の警官は、スタンガンを王さんの口へ突き入れて苦しめた。
 
 夜中12時を過ぎ、苦しめられ続けた王さんは、虚脱状態に陥り、高熱と寒気に襲われた。また、王さんの服は汗、血、水ぶくれで汚れ、服が体の皮膚とくっついてしまった。王さんは呼吸困難になり、ひざまずいて頭を下げ、臀部を上に向ける姿勢になることで、ようやく息ができた。王さんはこの体勢を長時間続けたため膝の肉が擦り切れた。王さんは寝返りをうつことすら満足にできず、全身から汗が出た。喘息の発作に襲われ、30分あまり咳をし続けてようやく症状が緩和された。同室の受刑者はこの悲惨な光景を見て、憤りを感じ、王さんが告訴するときには、自ら証人になると名乗りでた。 
 
 今回の迫害を受け、王さんの腕は1年半の間、麻痺して動かなくなった。また今も、王さんの体は水ぶくれと黒い肉に覆われている。警官にスタンガンで口の中で電気ショックを加えたため、口の中からたびたび出血し、歯は緩み、舌の感覚がなく、唇は腫れて閉じられない。そして、肺部に深刻な損傷を受けたため、声を出すことができず、水さえ満足に飲むことができない。 
 
 二、撫順労働教養院で迫害を受ける 
 
 2008年7月31日、王さんは不当に労働教養を強いられ、撫順労働教養院に移送された。王さんは、修煉を放棄しないという理由で、家族との面会を禁じられ、常に行動を監視され、トイレも1人で行ってはならなかった。ある日の消灯時間後、王さんは同室の人に法輪功の真相や中国共産党の本質などを話すと、皆が関心を持って真剣に聞いてくれた。しかし、王さんは翌日に告発され、事務室に連行された。そこで、王さんは事務室の教導警官に真相を伝えた。すると、教導警官は「私は法輪功修煉者が皆良い人であることを知っている。しかし、告発されたら私は助けてあげることができない」と言った。 
 
 三、馬三家労働教養院の警官の悪行
 
 2008年10月28日、撫順労働教養院の法輪功修煉者17人は馬三家労働教養院へと移送された。そこでは、毎日10数時間も小さな腰掛けに座らされ、規則を暗記させられ、法輪功を中傷するビデオを見させられ、「三書」を書くことを強いられる。また、法輪功を罵ることを強制され、従わなければ、以下の写真のような拷問を受ける。
 
拷問の実演:ベッドで引き伸ばし

 馬三家労働教養院では修煉者を奴隷のように扱い、重労働に従事させている。毎日午前7時から夕方5時まで休みなく働かせ、昼の食事時間は30分しかなく、労働時間はいつも延長される。内モンゴルの法輪功修煉者・李海竜さんは、迫害を受け精神喪失になった。法輪功修煉者は話をし、目を閉じることすら許されず、一挙一動を監視され、日常的に拷問を受ける。夏には、運動場で数時間の隊列訓練を強制され、服は汗でずぶ濡れになり、喉がかれる。 
 
2011年04月21日

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