海難事故からの悟り
(明慧日本)人生は無数のチャンスによって構成され、そして運命は、往々にして内面から生ずる善悪の発露によって定まるのです。古より「善行を積めば人は知らずとも、善が心にあれば神様は知っている」という言葉があります。多くのことは偶然のようですが、この偶然はそれぞれの人の身に違った形で現れ、その人を試し、行動の是非によって必然となり、結果はおのずと定まるのです。
海難事故からの悟り
私は船乗りの仕事で生計を立てており、私の妻は法輪功修煉者です。私は十数年来、妻の話を聞き、妻の変化を見て、多くの啓発を受け、感化されました。そして私は善性を回復し、善の根源を探すことを行動の基点とし、人として守るべき良知に基づいて生きるよう努力していました。先日、私は海難事故に遭い、その時に起きた出来事から、法輪大法をさらに信じるようになりました。同時に、人間は微々たる存在であることを実感しました。
2011年2月23日午前0時15分、私が乗船していた福建省船籍の「錦徳3」は、2万3千トンあまりの石炭を積載して、長江の呉松口あたりを航行していました。夜中でしたので、船を操縦する船長以外はほとんど寝ていました。私は20時から22時まで当直でした。
当直を交代した後、寝室に戻り就寝の準備をしていたところ、船が猛烈に揺れ始め、船外の左舷から鋼材を切り裂くような音が、耳が痛くなるほどの大きさで聞こえてきました。続いてエンジン音が消え、電気が消えました。真っ暗闇の中で、叫び声や走り回る足音が聞こえました。ちょうどこのとき、事故を知らせるサイレンが鳴り「事故だ! 船体が沈んでいく!」と叫ぶ声が聞こえました。
私は急いで懐中電灯のスイッチを入れ、救命衣を探しました。その時、懐中電灯の光が一本の柱を照らし、法輪大法のお守りが掛けてあるのが見えました。私は、妻から出航前にこのお守りを渡され、このお守りは私を必ず守ってくださる、と言われたことを思いだしました。私は瞬時に落ち着きを取り戻し、「李先生は広大な法力で、私をご加護してくださいます。私たちは必ず無事に助かります」と信じました。
しばらくすると船の揺れが止まり、船が沈んでいくのを感じました。私たちは祈りながら、上海からの救難船を待ち続けました。結局、私たち20人の乗組員は全員が無事に救出されました。
事後、調べたところによると、船底に長さ8メートル、幅5メートルほどの大きな穴が開いていました。
日本に地震が起きる前の「偶然」
私の叔母は日本の仙台市に嫁ぎました。叔母が中国に一時帰国した際、私は叔母に法輪功の真相を伝え、「法輪大法は素晴らしい」「真善忍は素晴らしい」と言い、三退しさえすれば、災難から逃れることができるということを伝えました。叔母は、私の勧めに賛同して三退しました。
このたび日本で起きた大地震の際に、大津波が起きましたが、叔母の家は人的にも、物的にも全く被害を受けませんでした。最も不思議なのは、地震が起きる前日、叔母の舅は1カ月分の米を精米していました。叔母はいつも、その時に必要とする日用品しか買わないそうですが、地震の前日に偶然にも約2週間分の日用品を購入していました。地震が起きた後,家族は、神様からのお告げのおかげで食料や日用品を事前に購入しておくことができ、全員が無事だったのは神様が守ってくださったからだと分かりました。
さらに、地震が起きる少し前、叔母はワゴン車を購入していました。そのワゴン車は椅子を倒せば、ベッドとなり、車の中で寝泊りすることができます。叔母は、余震があるときは車の中で寝ているそうです。そして、数日前に切った植木の枝が庭に山積みされており、その木の枝を燃やしてご飯を炊くことができました。叔母は、被災したにもかかわらず、生活にほとんど困っていないそうです。まさに三退して平安が訪れたのです。
法輪功の先生にご加護をお願いして、飛行機は危機から脱出
このエピソードは、私の同僚である林苑さん(匿名)の身に実際に起きたことです。今から4,5年前のことですが、私は彼女に法輪大法の素晴らしさ、私が修練した後に受けた恩恵について話しました。そして、彼女の家族全員が三退に同意してくれました。それから、林さん夫婦は、私が渡したお守りをいつも肌身離さず持ち歩き、毎日「法輪功は素晴らしい」「真善忍は素晴らしい」と念じていて、一度も怠ったことがなかったそうです。
2009年、林さんはアメリカに住む息子に会いに行くため、韓国経由の飛行機に乗りました。飛行機が韓国に近づいたとき、乱気流に巻き込まれ、機体はひどく揺れ、エンジンは停止し、急降下したそうです。機内は泣き出す人、叫ぶ人など、とても混乱していました。スチュワーデスは放送で「強い乱気流に巻き込まれましたが、落ち着いてください」と呼びかけていました。
事後、林さんはこのときの心理状態を話してくれました。林さんは、そのときはびっくりして慌てましたが、泣いたり、叫んだりはしなかったそうです。彼女はお守りを手でにぎり、両手を合掌して李洪志先生に救助をお願いした後、繰り返し「法輪功は素晴らしい」「真善忍は素晴らしい」と念じていたそうです。しばらくすると、停止したエンジンは轟音を鳴らして回復し、飛行機は上昇し始め、韓国の空港に無事に着陸することができました。
林さんは感激した様子で「とても不思議です! 師父が私たちを救ってくださったことに感謝いたします」と話していました。
林さんはさらに「私はアメリカの駐北京大使館にビザを取得に行った際、前の数人は拒否されたのですが、私はすぐビザが取れました。私は大法を信じていることで、福の報いを受けていると確信しています」と言いました。
2011年04月23日
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