■日本明慧 http://jp.minghui.org/2011/04/23/mh255522.html 



日本の地震避難所で煉功音楽が響き渡る(写真)

(明慧日本)日本で発生した大地震、津波、原発事故など一連の災難に人々は心を痛めている。2011年4月18日現在、いまだ15万人あまりの被災者が1800あまりの避難所で避難生活を送っている。この数週間で、在日中国人たちは被災地を訪れ、身を持って体験した法輪功の素晴らしさを被災者に伝え、その穏やかかつ緩やかな動きを通じて、運動不足で弱まった体の機能を高め、ストレスの解消ができるように望み、被災者に功法を教えた。
 
 4月9日、30人あまりの在日中国人の法輪功修煉者たちは東京を出発して、それぞれ被害の大きかった宮城県のある地区と、原発に近い避難所に向かった。
 
 10人の法輪功修煉者たちは、福島第1原発から60キロメートルの避難所に到着した。この避難所は、広い室内体育館で、ここにいるのはほとんどが原発から20キロメートル圏内に住んでいた住民で、いまだに解決の糸口が見えない原発問題で多大なストレスを感じており、避難所に入るとすぐに重苦しい空気を感じた。
 

福島第1原発から約60キロの避難所で法輪功の五式の功法を教える

 多くの法輪功修煉者は長年東京で暮らしており、周りの優しい日本人によくお世話になったことがあるという。彼らは、恩返しとして心身共に最もリラックスできる法輪功の功法を被災者に教え、そして日本の国民と一緒にこの災難を乗り越えることを望んでる。
 
穏やかな煉功の音楽を聞き、座っていた被災者の方々が次々と立ち上がって法輪功の功法を学び始めた

 穏やかな煉功音楽が響きわたると、床に座っていた被災者たちは次々と立ち上がって修煉者の周りを囲み、手本を見ながら音楽に合わせて、中国の伝統的な気功を学び始めた。
 
避難所で働く10数人のスタッフも音楽に合わせて学んだ

 彼らは真剣に、法輪功修煉者の動作に合わせて煉功を始めた。最初は4、5人の人が煉功していたが、しばらくして7、8人になり法輪功修煉者の周りに集まってきた。その中には80〜90歳のお年寄りや、10歳すぎの少年、子供連れの親もいて、やがて避難所のあちらこちらで煉功を学ぶ人が現れた。同じく被災者であり、避難所で働く10数人のスタッフも1列に並び、音楽に合わせて第二式の法輪椿法を学び始めた。
 
法輪功修煉者が功法を教え、真剣に学ぶ被災者の方々

 ある法輪功修煉者は、「皆さんの顔色はだんだん赤く、つやつやになり、知らないうちに笑顔が戻りました」と語った。あるお年寄りは、「先程までは寒かったが、煉功の後ポカポカとして、頭から汗が出始めた。また、掌が暖かくなったという人もいました。全身がとてもリラックスしました」と述べた。またお年寄りの介護で疲れていたある女性は「腕がとても軽くなりました」と述べた。ある60代の方は「さすがに何千年も歴史のある伝統文化だ」と称賛した。
 
 法輪功修煉者が贈った「法輪大法は素晴らしい」と書かれたきれいな折り紙の蓮の花のしおりを手に持って、ほほえみで応えるおばあさんもいれば、自分のノートに入れて大事に保存する話す女性もいた。
 
 法輪功修煉者たちが避難所を離れるとき、被災者たちは「東京からわざわざ被災地まで来て、素晴らしい気功を教えてくださった法輪功修煉者の皆さんに感謝しています。彼らの暖かく優しい心に感謝します」と話し、人々は次々と立ち上がって、拍手しながらお辞儀をして感謝した。
 
 4月18日までに、延べ100人の在日中国人の法輪功修煉者が、それぞれ宮城県、福島県などの被災地の数十か所の避難所を訪れ、被災地の人々に法輪功を教えた。その中には完全に津波にのみこまれた地域や、放射線のためにあまりボランティアが訪れていない避難所もあったが、この2週間で法輪功修煉者が積極的に訪れた。
 
2011年04月23日


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