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四川省:成都市の法輪功修煉者が迫害され一家離散

(明慧日本)四川省成都市に在住の法輪功修煉者で元幼稚園の職員・謝成新さんは2011年3月28日、夫・蒋宗林さん(63)が徳陽刑務所で家族との面会を拒否されたことを、娘とともに刑務所管理局に訴えた後、2011年4月19日に突然、撫琴街道弁事所(中国の行政の末端機関)、610弁公室の警官らに洗脳班まで強制連行された。その後、連続4日間、家族は謝さんと連絡が取れなくなり、現在、謝さんは行方不明になっている。
 
 かつて610弁公室の警官は、弁護士に「謝さんを連行したことは犯罪行為だ」と指摘されたものの、依然として謝さんを洗脳班に拘禁した。
 
 蒋さんは成都市の元公務員。1996年に法輪功を修煉するまでは、慢性腎臓炎、頭痛、神経衰弱などの多種の疾病を患って薬を伴う生活を送っていたが、修煉を始めた後、病院の治療を受けずに心身ともに回復した。それ以来ずっと法輪功の「真・善・忍」の教えに従ってより良い人を目指し、職場では部下に信頼される優秀な上司であった。
 
 1999年7.20以降、法輪功が中共(中国共産党)により弾圧されて以来、蒋さん一家は当局による尾行・監視・拘禁・連行・労働教養など一連のひどい迫害を加えられてきた。四川新華労働教養所で1年間の拘禁を経て、2008年10月、約11人の法輪功修煉者と共に傍聴者もなく、弁護士の答弁も許されずに秘密裏に不当判決を宣告された。
 
 現在、蒋さんの家族は、過去の迫害により重篤の危機に晒されている蒋さんを大変心配している。そして、徳陽刑務所による蒋さんへの人権蹂躙を一刻も早く停止させるように呼びかけている。
 
 2011年4月、謝さんは2度も夫との面会を施設側に拒否されたが、現在、当局に強制連行され、行方不明になっている。
 
2011年04月27日

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