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人間性を喪失した、薬物による迫害(一)(写真)

(明慧日本)中国共産党が政権を握っている中国国内では、医者や警察は自分の天職を放棄し、普通の人間としての人間性、医者や警察としての人間性を失い、権利の奴隷と堕落し、人殺しの道具となっている。医者は病気の治療ではなく、命を殺害し、人の健康を守るのではなく、健康を損なっている。警察は国民の人心の自由と生命の財産を守るのではなく、善を弾圧し、人命を草のように取り扱う使い手になってしまっている。以下は、数人の法輪功修煉者が、中国国内の医者や警察から受けた迫害事実である。
 
 北京の法輪功修煉者・李秋侠さんは2000年8月8日、釈放されたばかりで精神病院内で迫害された事実をインターネットで公表しようとした。それを知った解放軍海軍総病院は、その日のうちに李さんを拘束した。海軍病院の裏での指示で、李さんは解放軍261精神病院に移された。看護師は彼女の口を開いて薬を飲ませ、鼻から胃まで管を通し注射器で薬を注入した。ある時、李さんは法輪功関連の文章を読んでいたのを見つけられ、看護師は彼女を柱に縛って、こめかみに電気針を刺した。李さんは261病院にいた期間中、3回電気ショックを加えられ、薬物を毎日13錠飲まされた。
 
拷問の実演:薬物の注射

 江蘇無錫市の法輪功修煉者・戴礼娟さん(1963年生まれ)は、無錫市第1食品商店の元従業員で、法輪功を続けたため、2001年11月と2002年3月に2回にわたって、共産党の警察に無錫市精神病院に連行され、薬物によって迫害された。2003年、戴さんは2回にわたって警察にひどく殴られ、危篤状態になり、全身麻痺になったため、いまだに自立生活ができない。何年にもわたってほとんど話すことができず、現在は70歳過ぎた母親の世話に頼っている。
 
 2001年11月、戴礼娟さんは北京天安門で平和陳情したことで地元に戻され、4か月間、無錫市精神病院に不当拘束され、何度も強硬に不明薬物を注射された。
 
 2002年3月、戴さんは無錫金城湾の洗脳班に連行され、家族に通知もなく再び無錫市精神病院に監禁された。毎日不明薬物を強迫して飲まされ、5カ月後にやっと釈放された。
 
 2003年のある日、戴さんは法輪功の資料を配っていたとき、無錫市北塘区公安支局に連行された。警官らは彼女を恐ろしいほど殴打し、一晩22回も病院に搬送し、3日間続けて迫害した。最後に危篤状態に陥ったため、家族に連絡して連れ帰らせた。
 
 2003年6月、戴礼娟さんは家に戻されたが、警察による長時間の拷問と薬物注射などの残酷な迫害で、全身麻痺になり、大小便失禁、筋肉萎縮、骨と皮ばかりになり、話すことさえ困難になった。
 
拷問の実演:灌食

 遼寧省北票市冠山の法輪功修煉者・楊景芝さん(50)は、北票市第7中学校の校医だった。楊さんは3度にわたって馬三家収容所に連行され迫害された。2000年7月、馬三家で神経系の薬物を2瓶飲まれ、精神が錯乱し、意識がはっきりせず、幻覚が現れた。2001年9月、2度目に馬三家に連行され、警察らは寝させない、話させない、手紙も書かせない、他の法輪功修煉者と接触させないなどを強要した。さらにトイレに行く時も監視されて、すべての自由と権利が奪われた。
 
法輪功修煉者・楊景芝さん

 柳志梅さんは「山東省第一」の成績で清華大学の化学工程系に推薦された。しかし、法輪功を学んでいるとして、懲役12年の不当判決を下された。釈放される前に毒薬を注射され、家に戻った3日目に突然発作を起こして精神異常になってしまった。2002年末から2008年の出獄前まで、山東省女子刑務所の警官・鄧済霞はほとんど毎日のように柳志梅さんを連れて刑務所病院へ行き、受刑者に注射させていた。
 
迫害される前の柳志梅さん

薬物を注射された、清華大学生の柳志梅さん

 (続く)
 
2011年04月29日

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