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遼寧省:法輪功修煉者が迫害され死亡(写真)

(明慧日本)遼寧省大連市に在住の法輪功修煉者・史紅波さんは、大連市労働教養所や本溪市威寧営洗脳班で拷問などの迫害を受け、治療のかいなく2011年2月28日に死亡した。
 
史紅波さん

 史さんは2008年10月14日、出勤途中に警官らに西崗区日新街派出所まで強制連行された。その後、史さんは家宅捜索や尋問、拘留を受けた後、裁判を経ずに大連市労働教養所へ移送された。史さんはそこで、囚人服や強制労働を拒否したため、「死人ベッド」「飛行機」と呼ばれる拷問を受け、さらに1週間にわたってスタンガンを体の数ヶ所に押し付けられた。
 
 一連の迫害を受け、心臓病を患った史さんは2009年9月21日、秘密裏に本溪市威寧営洗脳班へ移送された。史さんはそこで、2本のスタンガンで頭から全身へと失神するまで電気ショックを加えられたうえ、不明薬物を口の中に強引に押し込まれた。その後、史さんは瀕死状態となり、病院へ運ばれた。
 
 瀕死の史さんは、食事することができないほど体が極度に衰弱していたにもかかわらず、さらに施設側は、故意に肺結核病の受刑者に史さんを監視させ、史さんが同じ病気に罹るよう画策した。結局、肺結核病に罹った史さんは、家へ帰されるまでずっと治療を受けることができなかった。施設側は2010年4月1日、史さんが死ぬことで責任を追求されることを恐れ、史さんを釈放した。
 
 史さんは自宅で療養していたにもかかわらず、金州区610弁公室や街道弁事所(中国の行政の末端機関)は「三書」を書くよう嫌がらせを受け続けた。史さんは、家族と共に精神的に大きな圧力と当局による絶え間ない私生活への妨害を受け、史さんは心身共に疲れ果て、結局、重病にかかって75歳の老母を残したまま死亡した。
 
2011年05月02日

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