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山東省:姉妹2人が6年の拘禁を強いられ重体

(明慧日本) 山東省臨沂市に在住の法輪功修煉者・瞿暁彤さんと瞿貝貝さん姉妹は2004年6月、泰安市の警官に強制連行され残酷な拷問を受けた。さらに同年9月、泰安区裁判所に懲役8年の不当判決を宣告された。現在、済南市女子刑務所に拘禁されて6年以上が経過している。
 
 2011年4月21日、姉妹の家族は、看守らの監視の中で留置場の面会した。瞿さん姉妹の家族は、普通に歩くこともできず、ふらふらし、びっこをひいて移動し、寝不足、めまい、呼吸困難に陥った瞿暁彤さんの様子を見て、施設の中でどれほどの拷問が行われてきたのかを目の当たりにし、迫害の残酷さに衝撃を受けた。その時、瞿さんは「次の日に生き残れるか自分にもわからないほどの深刻な状況下で獄中生活を強いられている」と、監視員の目を気にしながら慎重に話した。
 
 4月28日、家族は姉妹2人の健康を心配して再び施設の行政部門へ行き、深刻な事態を訴えたが、ある女性係員に「そこでは死者2人くらい出てもおかしくないほど残酷な迫害が行われている」と言われた。
 
 今回は、面会場所に5人の看守を配置し、当事者と家族の面会状況も撮影された。また、家族を前にした瞿暁彤さんの様子もいつもと違い、質問に対しても口を開かずただうなずくだけだった。施設側からどれほどの圧力を加えられているのか、瞿さんの恐れている様子から、うかがい知ることが出来る。
 
 ここで、瞿暁彤さん姉妹の安否に関心を払い、国内外の善良な人々が応援の手を差し伸べるよう呼びかける。
 
2011年05月03日

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