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吉林省:法輪功修煉者の一家が連行され迫害を受ける

(明慧日本)2011年4月27日、吉林市610弁公室の警官らは法輪功修煉者・劉紅輝さんの自宅のドアを壊して家の中に侵入し、家にいた紅輝さん姉妹に暴力を振るった。そして、2人は強制連行され、パソコンや印刷機、現金、一部の家財を没収された。
 
 連行の当日、警察らは紅輝さんらを連行した後、すぐその場を去らずに紅輝さんの家の中で見張っていた。その後、法輪功修煉者・孫景芳さん親子は紅輝さんの家を訪ねたところ、突然、家の中から飛び出てきた警察らに連行された。さらに、この日に法輪功修煉者・姜桂林さん、劉明偉さん夫婦、修煉していない紅輝さんの兄・洪亮さん夫婦も警察に一斉連行された。
 
 そのため、紅輝さんの夫・燕剛さん、妹夫婦・紅霞さんと李広軍さん3人は、自分の家族が迫害されていることを当局に訴えようとした。しかしかえって警察に捕まえられ滅多打ちにされ、吉林市通江街派出所へ身柄を拘束された。28日、紅輝さん姉妹、李さんら4人は、裁判を経ずに吉林市留置場へ移送された。
 
 かつて紅霞さんは身柄を拘留されたことが2回、洗脳班で拘禁されたことが4回、労働教養処分が下ったことが1回など、迫害を受け苦しめられてきた。2006年7月14日、紅霞さんは姉とともに龍潭分局山前派出所の所長・閆家富ら8人に失神するほど滅多打ちにされた。その後、霞紅さんは1年の労働教養処分で入れられた収容施設で80日以上にわたって独房で監禁された。
 
 2010年8月17日、紅霞さんは町を歩いていると突然、不審者2人に車の中に引きずり込まれた。そして吉林市船営区沙河子郷にある洗脳班で監禁を強いられた。しかし、その違法行為を告発し、紅霞さんの釈放を求めた家族は哈達湾派出所で拘留された。
 
 かつて李さんは2005年4月12日から2008年8月14日の間に労働教養処分を2度下された。そして長年にわたって李さんの一家は地元の警察から嫌がらせを受け続けた。
 
 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
 
2011年05月04日

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