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法に相応しい大法小弟子になろう

文/中国の大法小弟子

(明慧日本)私は3歳の時に修煉を始めた15歳の大法弟子です。師父に従い、12年間の修煉過程の中で起きた様々な出来事を乗り越えてきました。中には挫折や困難なども沢山ありましたが、私は決して諦めることなく、逆に大法に対する決意が更に固くなりました。
 
 修煉を始めた日、私はまだ無知な子供でした。その日の午前、おばさんが私の家に来ました。私には、おばさんの後ろに赤い服を羽織った大きな仏様が見えました。私は、母たちにも見えていると思っていましたので、両親に「なぜ師父と話をせず、ずっとおばさんと話しているの」と聞きました。そのとき私は、母に「赤い服を羽織った大きな仏様が、裸足でおばさんと一緒に家に入って来た」と言いました。
 
 おばさんは来て直ぐに両親に煉功を教え始め、私のことをかまってくれなかったので、その仏様は私をベッドの上に呼び、私に結跏趺坐をさせようとしました。最初はどれほど頑張っても結跏趺坐が出来ませんでしたが、その仏様が私のふくらはぎを軽く持ち上げると、そのまま足が重なり座禅が出来ました。私は仏様と一緒にベッドの上で結跏趺坐をしながら、母たちが煉功しているのを見ていました。おばさんが私に気付いて驚き、両親にこう言いました。「見て、慧慧が座結跏趺坐をしているよ!」 おばさんが帰った後、私は母にこう言いました、「お母さん、おばさんが言っていたこのお話は素晴らしいね! お母さんも学んでよ、私も学ぶから!」
 
 それから私と母は修煉の道に足を踏み入れました。環境に恵まれていたときは、たとえどんなに寒くても熱くても母は毎晩私を連れて交流場に行きました。毎朝、母と煉功を終えると一緒に『洪吟』を読みました。『洪吟』の中のたくさんの詩を暗誦し、6歳の時にはほぼすべてスラスラと暗誦できるようになりました。「少しの苦を味わうのはいいこと」と母はいつも言っていました。
 
 師父は常に私の隣にいてくださり、私が一人で煉功していると師父は音楽を流してくださいました。一人で遊んでいると、師父は説法を流してくださいました。もちろん別空間の音声です。ある日、母が出かけるとき「煉功をやっておくのよ」と私に言いました。私は父と家にいて、第二式の煉功を始めようとしているとき、父は笑って私の腕に触りましたが、それは父が私の邪魔をしているのだと思い、私は心が動じないようにし、師父は音楽を流してくださいました。そして父は笑ってこう言いました。「慧慧はすごいなあ、一人で煉功をしているね」 そして師父も私と一緒に煉功を始めました。
 
 しかし残念なことに集団学法は半年しか続かず、邪悪は狂ったかのように弾圧を開始しました。同修たちは皆上京しました。2000年の夏、母は法を正しに、私と、おばあちゃん、おばさんを連れて上京しました。当時、おばさんのお腹の中には私の小さな従兄弟がいました。母は私を背負って10キロ以上歩きましたが、少しも疲れませんでした。夜明け前に、私たちは路面に横たわって眠り、次の日にまた急いで歩きました。そして北京行きの列車に乗り、邪魔されることなく無事に着きました。その日はちょうど「7.20」で、天気はとても暑く、まるで大きなコンロのようでした。天安門広場に着くなり、私たちは座禅を組み、煉功を始めました。遠くの方には警官がいましたが、恐怖など少しも感じませんでした。
 
 2000年の夏、私は父と外で遊んでいて、道路を渡るとき一台のバイクに何メートルも跳ね飛ばされてしまい、父はとても驚きました。しかし、心の中で師父がおっしゃっていた「物事の善し悪しは人間の一念によるものである(『転法輪)」を思い出しました。運転手と周りで見ていた人たちは皆病院へ行った方が良いと言い、運転手は父に名刺を渡しましたが、父は「大丈夫」と言いました。私の足は赤くなり、歩くのもままならず、靴の前の部分はなくなりかけていたのに、私の足は少しも怪我をしていませんでした。私とそっくりな自分が地面に横わたっているのが見えました。「それは師父があなたを守ってくださり、あなたは大きな借りを返しましたよ」と母が教えてくれました。
 
 当時発正念のとき、私はいつも天上に上がって師父を探しに行きました。師父はいつも私と一緒に学法や煉功をし、私にたくさんのおいしい物をくださいました。肉類は無くすべて野菜でした。天上の食べ物は本当においしいです。
 
 中学一年の頃、学校では月曜日に国旗を掲揚する集会があり、国旗を掲揚する3人の学生が半分まで揚げたのを見て、しばらく発正念して無いが、今日発正念して悪党の国旗を揚がらせないようにする、と心の中で思いました。発正念の口訣を思い出すと、国旗が「ザー」と国旗棒から落ちました。当時それは、師父が私に精進させようと励ましてくださったことには気付きませんでしたが、後になって師父が私に正念を下さったのだと悟りました。
 
 この10数年間、母はいつも私に学法や煉功するよう催促し、私を連れて真相を伝え、法を実証してきました。母から法を実証する技も学びました。
 
 時が経つにつれて、私も年齢を重ね、歓喜心や闘争心、顕示心や嫉妬心などさまざまな執着心が出てきました。これからは師父に従い、多くの衆生を救い済度し、師父が要求されている「三つの事」をしっかり行い、矛盾に出会ったら内に向けて探し、法に相応しい大法小弟子になります。
 
2011年05月05日


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