■日本明慧 http://jp.minghui.org/2011/05/06/mh085916.html 



中国共産党の迫害により法輪功修煉者が死に至った実例から分析する(写真)(一)

(明慧日本)法輪功は「真・善・忍」を修煉原則とする佛家修煉大法であり、1992年から李洪志先生により中国大陸で伝えられてから、1億人の人々に愛好され、世界の百余りの国に広がり、各国で千以上の表彰を受けた。しかし中国大陸では、数十年間の暴政に慣れた中共(中国共産党)が、1999年7月から暴力の矛先を、人に善を教える功法へと差し向けた。
 
 10数年来、中共の法輪功修煉者に対する迫害は、すでに人間性が完全に失われ、残虐極まりない事態にまで達し、迫害の中で使われた手段は多種多様かつ、深刻である。2011年3月の初めまで、一部の統計によると、全国で迫害され死亡した法輪功修煉者の数は3428人、不当に判決を下された法輪功修煉者は少なくとも6000人、労働教養処分を宣告された人数は10万人を超え、数千人が精神病院に送られて、中枢神経を破壊する薬物を投与され、大量の法輪功修煉者が各地の洗脳班で「転向」を強いられた。多くの法輪功修煉者は、迫害を受けて一家離散や路頭に迷うなどし、数えられないほどの法輪功修煉者は、嫌がらせを受け、監視された。また、億を超える法輪功修煉者の家族、親友と同僚は、巻き添えを受け中共の洗脳にさらされた。

グラフ:迫害され死亡した法輪功修煉者の人数が増加する状況 (1999.7−2011.3) 一部の統計による

 2001年10月末、中共政府の内部統計による、法輪功修煉者の死亡人数はすでに1600人に達した。また、迫害の継続に伴い、民間ルートで確認できた迫害による死亡人数は日増しに増加している。
 
 本文は1999年7月〜2011年3月初めまでの、迫害され死に至った3428例の法輪功修煉者について分析し、中共の法輪功に対する迫害の系統性、残酷さ、巧妙な隠蔽の実態などの事実を明らかにする。強調しなければならないのは、この3428例は中共のネット封鎖を突破して、我々に伝えられた数であり、実際の数字は、これをはるかに凌駕していると思われる。
グラフ:迫害されて死亡した法輪功修煉者の各省市分布図(1999.7−2011.3)一部の統計による

 一、死亡した法輪功修煉者は全国各地に分布
 
 迫害による死亡者は、中国の30余りの省、市、自治区に万遍なく分布し、中共の法輪功への迫害が系統的に行われていることを明らかにした。死亡人数が多い地区順に、黒龍江省、河北省、遼寧省、吉林省、山東省、四川省、湖北省となっている。 
 
 数年来、中共は法輪功を憚ることなく中傷し続け、残酷な迫害を極力覆い隠してきた。中共の法輪功に対する迫害は、中央から下部組織への命令系統が整った系統的な迫害である。この迫害の中で、中国の法律の制約を受けない迫害専門機構、610弁公室(現在の「防範弁公室」)が創設され、この機関は、中央から下部組織へと幾重にも連なり、中央政府の政策のもと、迫害を行っている。 
 
 1999年7月、中共党首・江沢民は、法輪功迫害に踏み切り、610弁公室に「法輪功修煉者に対し、その名誉を腐らせ、その経済を打ち壊し、その肉体を消滅させ、打ち殺せば自殺と見なし、責任を一切問わず、身元確認をせずに直接火葬する」と命じた。この3428例の中で、ほとんどの加害者はこの政策に言及した。
 
 (続く)
 
2011年05月06日


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