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湖北省:法輪功修煉者が迫害され、夫はショックを受けて死亡(写真)

(明慧日本)湖北省鹹寧市に在住の陶席珍さん(50代・女性)は1995年に法輪功の修煉を始めるまでは、心臓病や胃病、めまいに悩まされていた。しかし陶さんは、修煉を始めて以来、ずっと法輪功の「真・善・忍」の教えに従って自己を律し、短い期間のうちに心身ともに回復した。1999年7.20以降、法輪功への弾圧が始まってから、この12年来、陶さん一家は地元の多数の修煉者と同様に、公安局や610弁公室による嫌がらせ、拘禁、労働教養などの迫害を受け続けてきた。
 
 1999年8月、陶さんは集団煉功に参加したという理由で、身柄を拘束された。さらに9月、職場の庭で煉功をしていたところを逮捕され、15日間の拘留と洗脳班での拘禁を強いられたうえ、罰金300元を徴収された。12月、陶さんは法輪功の無実を伝えるために上京した際、強制連行され、金銭をゆすり取られた。2001年1月、陶さんは警察から家宅捜索を受け、一部の家財を脅しとられた。
 
 2001年4月25日、陶さんは収容施設で断食を行い、迫害に抗議したため、警官から肋骨が折れるほどの暴行を受けたり、髪の毛をつかまれて乱暴に壁に押し付けられたり、灌食の拷問を加えられたりした。同日夜、一連の迫害で大きなダメージを受けた陶さんは、嘔吐をするなど、身体に深刻な影響が出たため、病院へ運ばれた。
 
拷問の実演:灌食

 2002年6月、陶さんは湖南省の親戚の家を訪ねた際に人々に法輪功の真相を伝えていた。この時、陶さんは悪意を持った人に告発された。当地では、一人の法輪功修煉者を告発すると400元の報奨金が与えられ、修煉者が留置場へ送られると1000元、修煉者が労働教養所へ送られると2000元が与えられるという弾圧政策が行われている。そのため陶さんは、白馬壟労働教養所に送られ、16ヶ月の監禁を強いられた。陶さんは、吊るし上げ、睡眠時間のはく奪、長時間立たされる拷問、嫌がらせ、全身を縛られてテープで口を塞がれる虐待、繰り返しの殴打など、迫害を加えられた。
 
拷問の実演:吊るし上げ

 陶さんは労働教養所内で、不屈の精神で断食を行ったが、警官に鉄製の金具で強引に口をこじ開けられた。陶さんが口を開けない場合、警官は息ができないように陶さんの鼻をねじった。
 
 一方、陶さんの夫・任拡軍さんは、妻が迫害を受け、自身も警察から嫌がらせを受け続けたことで、心身ともに深刻な打撃を受けて持病が悪化し、無念の思いを抱いたまま、2007年3月9日にこの世を去った。
 
 陶さんは2008年7月10日、自宅にいたところを、突然押し入ってきた警官らに現金数百元をゆすり取られた。2009年7月17日、警官らは陶さんの自宅で騒ぎ立てるなどの嫌がらせを行った。
 
 2010年8月、陶さんはバスの中で、人々に法輪功迫害の真相を伝えたという理由で、駆けつけた警官に逮捕され、何度も殴打された。
 
 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
 
2011年05月07日


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