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中国共産党の迫害により法輪功修煉者が死に至った実例から分析する(三)(写真)

(明慧日本)
 
 五、精神への迫害も死に至る原因である
 
  法輪功修煉者が迫害されて死に至った実例の中で、一部修煉者の死因は、精神的迫害を加えられた恐怖によるものである。精神的迫害を加えられた修煉者は、殆どが50歳以上で、彼らは法輪功を修煉してから病が治っていた。しかし、1999年7.20以降、絶え間ない嫌がらせや脅迫を受け続けたことにより、持病が再発して死に至った。
 
 中共(中国共産党)の迫害の手段の中で、精神的な迫害はよく見られ、嫌がらせ、恐喝、罰金、家財の没収、停職、身内を巻き添えにするなどが、よく行われている。その上中共は、民衆を洗脳して法輪功を恨むようにさせ、恐怖の雰囲気を作り出し、法輪功修煉者に常に圧力をかけている。他の高齢者は孫に囲まれて、人生を楽しんでいるのに、修煉者は社会から誤解され、恐喝や嫌がらせなどの迫害を受けている。しかも一家離散や、白髪の人が黒髪の人を見送るというような悲劇に遭い、精神的な迫害はじわじわと人を痛めつけ、最後には命を奪う。
 
 定年退職幹部は嫌がらせをされ死に至った
 
 元政府高官・馮敏さん(75歳)は以前、心臓の手術を受け、多くの病気を患っていた。しかし、1994年に法輪功の修煉を始め、病気が快復した。
 
 1999年7.20以降、馮さんも迫害から逃れることができず、地元の警官・常建国などから頻繁に嫌がらせを受けた。ある日、馮さんは度重なる脅迫を受け続けたために、とうとう倒れ、そのまま立つことができなくなり、翌日に死亡した。
 
 結語
 
 以上は、迫害の実例を簡単に述べただけであり、他の多くの迫害の手段を述べることができていない。例えば、肉体の苦痛を超えた精神的洗脳、長期にわたって何度も拷問される苦しみ、遺児の辛さなど……迫害の種類は多種多様で、事実を把握するだけでも難しい。例えば、山東省の張付珍さんは不明薬物を注射されて殺害され、四川省の蘇瓊華さんは、警官にビルから蹴り落とされて亡くなった。遼寧省の邱智岩さんは7回の陳情の過程で、10数種類の拷問を受けた。また、多くの悪行はまだ発覚しておらず、警官らはよく「お前ら法輪功修煉者を死なせたら、ただ1つの骨箱になるだけだ。そうだろう?」と言っている。この法輪功修煉者の死亡例の3428例も、氷山の一角であり、このほかに法輪功修煉者に対する生体臓器狩りの事例もある。
 
 迫害により死に至った法輪功修煉者の数は今なお増大しており、迫害も継続している。もうこれ以上、中共による罪悪を続けさせることはできない。私たちと一緒に、この人類の大災難を制止するよう協力をお願い申し上げます。 
 
2011年05月08日

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