カナダ:法輪功修煉者が裁判で勝訴
(明慧日本)カナダのバンクーバー・サン紙の5月5日付け報道によると、カナダオンタリオ州人権裁判所は2011年4月27日、オタワ中国人シニア協会に対して、法輪功修煉者に差別的な行為を行い損害を与えたとして、罰金刑を言い渡した。
報道によると、オタワ中国人シニア協会のメンバー・黄戴明さん(78)は、法輪功を修煉しているという理由で、シニア協会の会員資格を剥奪された。カナダオンタリオ州人権法廷は、法輪功は黄さんにとって信仰であり、信仰を理由に会員資格を剥奪することは差別に当たるとし、人権法規に基づき、黄さんに15000カナダドルを支払うことを命ずると、オタワ中国人シニア協会に言い渡した。
黄さんを弁護した弁護士のデービット・マタス氏は「今回の判決は、中共(中国共産党)の法輪功迫害に対する、カナダの系統的な反撃と言えるでしょう。この判決はオンタリオ州以外では、効力を持たないのですが、他地区の人権法廷に対して影響力があります」と、裁判所の判決に対して評価した。
2011年05月09日
明慧ネット:jp.minghui.org
|
|