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江蘇省:法輪功修煉者が不明薬物を投与され死亡(写真)

(明慧日本)江蘇省無錫(むしゃく)市に住んでいた法輪功修煉者・戴礼娟さんは、中共(中国共産党)の法輪功弾圧政策の下で暴行や拷問、不明薬物の注入など、繰り返し人権を蹂躙された。迫害を受け、戴さんは見る影もないほどやつれはて、骨と皮ばかりに痩せこけ、当局から解放された後も寝たきり状態が8年間続き、2011年3月28日に冤罪を晴らせないまま亡くなった。享年48歳。
 


戴礼娟さんは暴行や拷問、不明薬物を注入され、骨と皮ばかりに痩せこけて死亡

 戴さんはかつて、虚弱体質で多くの病気を患っていたが、1997年に法輪功の修煉を始めてから、わずか3カ月で持病が全快した。
 
 2001年11月、戴さんは北京へ行き、天安門広場で人々に法輪功の無実を訴えていた際、駆けつけた警官によって無錫市精神病院まで強制連行された。戴さんは、そこで4カ月間にわたって不明薬物を体内に注射された。
 
 2002年3月、戴さんは勤務先から無錫市金城湾洗脳クラスへ強制連行された。戴さんは不当に拘禁されている間、不明薬物を大量に投与された。この迫害に関わったのは、万会樓、王堅、呉儉、寧恵禹などである。
 
 2003年3月、戴さんは地元の610弁公室に逮捕された。釈放されるまで、戴さんは洗脳班で2カ月間拘禁され、繰り返しの殴打や迫害に抗議するために行った断食の影響で虫の息となった。そのため施設側は、責任から逃れるために瀕死の戴さんの釈放を許可した。
 
 戴さんの夫は、妻が法輪功修煉者であるため、社会や職場から極度の圧力を受け、心身ともに限界まで苦しんだ結果、戴さんとの離婚を申し出た。戴さんは夫と離婚してから頼る人も収入もなく、放浪生活を余儀なくされ、苦しい生活を強いられた。
 
 2003年6月20日、戴さんは北塘派出所の警官に逮捕され、北塘区公安支局で身柄を拘束された。そこで、戴さんは警官らに3日間連続で、繰り返し殴打された。最後に、戴さんは瀕死の重傷を負ったため、釈放が許されたが、戴さんの家族は、戴さんを死ぬ寸前まで迫害した責任を追及しないよう警官から脅迫された。
 
 一連の不当拘禁を経て、拷問や不明薬物の注射などの迫害で瀕死の重傷を負った戴さんは、骨と皮ばかりに痩せこけ、ベッドでの寝たきり状態になり、大小便の失禁、筋肉萎縮、言語障害、繰り返しの嘔吐、指が痙攣するなど、多種の異常が出た。その後、戴さんは治療のかいなく死亡した。
 
2011年05月10日


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