(明慧日本)毎年、4月25日が訪れるたび、世界中の法輪功修煉者は各地で、記念活動を行っている。オーストラリア・メルボルン市の法輪功修煉者は、毎年、市の中心部で迫害の真相を訴えた後、現地の中国総領事館の前でろうそくを灯し、迫害によって亡くなった法輪功修煉者たちを悼み、今なお迫害を続けている中共(中国共産党)に抗議している。
4月25日、駐中国総領事館前での抗議
2011年4月25日、修煉者たちは市の中心部での活動を終えると、現地時間午後6時半ごろ、例年のように、駐中国総領事館正門の道路の向かい側でろうそくを灯し、横断幕を掲げ、静かに座り込んで抗議活動を始めた。通り掛かった車のドライバーたちもクラクションを鳴らして彼らを応援した。
しかし、一時間後の午後7時半頃、総領事館の通用口から60歳前後の男性職員が出てきて活動現場に近づき、修煉者たちに向かって大声で怒鳴り始めた。この男性は酒に酔っており、喧嘩腰で掛かってきたため、すぐに警官2人によって館内に連れ戻された。活動に参加した張さんは「この男性は、このオーストラリアを中国と同じように考え、法律を無視してもかまわないと思っているようです」と嘆いていた。
中国総領事館の職員が連れ戻される