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【慶祝513】書法:世界は真善忍を必要としている

(明慧日本)「書法」は「中国書法」とも呼ばれ、中国特有の古典芸術である。狭義では、書道とは筆で漢字を書く方法と規則で、筆のとり方と運び方、点と画の書き方、字の構造、全体の配置(レイアウト、行の起こし、構成)などを含む。広義では、書道とは文字を書く時の法則。言い換えれば、文字の特徴と内包に合わせるような書体、筆遣い、構造と構成をもって、文字の美しさに富む芸術作品が生まれる。
 
 伝承によると、中国における文字の発祥は、黄帝の代に倉頡(そうけつ)が砂浜を歩いた鳥の足跡を参考に作った文字とされており、漢字は数千年の発展を経て、今の漢字になった。現在日本で使われている漢字は、古代において中国から日本へ伝えられた。

世界は真善忍を必要としている
世界は真善忍を必要としている

高処不勝寒 高き処は 寒に勝えざらんこと

人生は遊びの如き 大法は謎を解ける

真相は迷いの人を呼び覚ます 家は天上にありて人界にない

 篆刻(てんこく)は書道芸術のひとつで、700年ほど前に中国で始まったもの。五経や漢詩などから語句を選び、篆書体という古文字を用いて柔らかい小さな石に刻み、押した印影を鑑賞するもの。本来篆刻とは、「石、木、金属などの印材に篆書体を用いて印を刻す」こと。篆刻とは、「方寸の世界」とも言われており、数センチ四方の平面に、書・絵画・彫刻などの要素を盛り込んだ、東洋独特の文字芸術。また、書と彫刻が結合した工芸美術としての側面が強い。そのため文人の余技とされてきた。
 
大道無形

2011年05月16日


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