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大法の神威が邪悪を震わす

文・中国・唐山市の大法弟子 

(明慧日本)私たち地元の十数人の大法弟子は1999年7月21日、大法の無実を訴えるために北京へ行きました。私たちはその夜、現地の警官に北京から地元へ送り返され、そのまま地元の警察署に監禁されました。その後、私たちは洗脳班に送られて迫害を受け、法理をしっかり理解していなかったため、私たちは強制されて仕方なく「修煉しない」という「保証書」を書きました。それはとても受け入れ難いことでした。
 
 ある日、他の地域の同修が、私たちの地域にやって来て私たちと交流しました。同年9月11日、私たち7人の同修は厳正声明を書き、担当部門に送りました。このことは、各級の党政府、610弁公室、警察署長、政保課の課長たちを刺激し、私たちの行動は政府に対する反抗であり、厳しく対処しなければならないと考えられました。私たちはある部署に集められ、個別に尋問を受けました。
 
 ある同修は真実を言うべきだと思い、すべてを話しました。他の同修たちもそれぞれ程度の差はあれ、担当者の要求に応じました。ただ1人残った私は、何を聞かれようとも答えなかったので、大勢が私を取り囲み、硬軟さまざまな手段をとりました。
 
 ある警官は「他の者は皆白状した。残りはお前だけだ。辛い目にあいたくなければ、素直に白状しろ」と言いました。警察署長は足を踏みならして烈火のごとく怒り、机を叩きながら「言わなければ、お前の家を差し押さえるぞ!」と叫びました。その迫力は本当に凄まじいものでした。
 
 当時の私は正念とは一体何なのか、分かっていませんでしたが、ただ私たちの修煉の中のことを警察などに知らせてはならないということだけは分かっていました。師父はおっしゃっています。「肝心なときにこそ、人の心がどのように動くのかを見るのです。一部の心を取り除かなければ、佛までをも裏切ってしまいますが、 これが小さな問題だと言えますか? 恐れている人がいますが、何を恐れているのでしょうか? 弟子たちよ! ある人が羅漢まで成就した時、心の中に恐れの念が生じて落ちてしまった、というわたしの説いた話を聞いたことがあるのではありませんか? いかなる常人の心であろうと、すべて取り除かなければなりません!(『精進要旨』「白日の下にさらけ出す」)」
 
 私は、自分が言いたくないことは言わないと決意しました。すると心がとても穏やかになり、少しも怖くはありませんでした。警察署長は前後の見境もなく怒って、「こいつの家を差し押さえに行くぞ!」と言いました。しかしその時、私は「あなたには出来ない!」と思いました。
 
 この時、思いがけないことが起こりました! 晴れ渡っていた空に、いきなり強風が吹き荒れ、雷鳴がとどろき、ビル全体が真っ暗になり、自転車置き場の屋根のスレートが強風に巻き上げられ、バラバラになって方々に飛び散り、土砂降りの雨が降り出しました。あっという間に30センチ以上の水がたまりました。
 
 警官たちはみな恐怖に駆られて身体を固くし、警官の1人は小声で、「大法の霊験が現れたんだ!」と言いました。こうして約1時間後、雨は止み、再び空は晴れ上がりました。
 
 師父のご加護の下、私たちは当日の夜、みな自宅に帰ることが出来ました。結局、この件はうやむやのうちに終わってしまいました。師父はこの災難から大法弟子を救ってくださったのです!
 
2011年05月16日


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