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執着を放下して、8年の病状がすべて消えた

(明慧日本)私は1994年7月に法を得た弟子で、幸運にも師父が行われた2度目の大連での説法を聞きました。この講習会で、ある弟子が師父に「法輪功、中華珍奇な宝」と書かれた錦の旗を献上した場面を見て、当時起こった奇跡を詳しく知りました。
 
 それは次のような話です。ある同修(女性)は、私の近隣に住んでおり、病気で長年寝たきり状態でした。師父が初めて大連に来られ、功を広められた時、彼女は会場まで家族に連れてこられました。彼女は病気の治療が目的ではなく、法を学んで修煉しようとしている事を師父はお分かりになり、早速彼女の体を調整して下さいました。すると彼女は、すぐに車イスから降りて歩けるようになり、講習会が終わった後、自分で家まで歩いて帰りました。その話は、当時会場を湧き立たせただけでなく、周囲の人や勤め先まで爆発的なニュースとなり、その見聞は広く伝えられ、誰もがよく知るようになりました。以前は法輪功を知らなかった人も、法輪功の健康づくりと奇跡的な治療効果を知り、そして、法輪功の創始者である師父の不思議な功の力を知るようになりました。その為、法輪功は大勢の人々を魅了し、人から人へ、心から心へ伝えられ、たくさんの人達が法輪功を学び始めました。私もその内の一人です。
 
 私は講習会で師父の説法を聞き、とても大きく受益しました。以前、私は様々な持病を抱えていました。頸椎病、重度の不眠症、便秘、右足の重度凍傷で、歩くことも困難でした。毎年10月から翌年の5月まで、早めに防寒靴を履くだけでは足りず、更に厚い綿が入った袋に足を入れたりして、とても不便で苦しかったです。しかし、しばらくの学法と煉功を通じて、30年以上悩まされてきた持病が全て治り、全身が軽やかになりました。私自身のこの体験から、改めて法輪功の奇跡と、師父の偉大さを実感しました。師父への感謝の気持ちは、言い表すことができません。
 
 2002年、私の一人息子は、突然病気で倒れました。70歳を過ぎた私は「妻はもうすでに他界しており、息子の病気がこのまま治らず、後遺症が残ってしまったらどうしよう?」と毎日心配ばかりしていました。私は情の執着から離れられず、旧勢力に隙に乗じられ、間もなく私も病気になってしまいました。心拍が速くなり、めまいがし、睡眠中の呼吸困難などに見舞われ、病を恐れたり、死に対して恐怖心を抱くようになりました。恐れれば恐れるほど執着心が強くなり、病状もひどくなり、最後には仕方なく病院に行きました。検査の結果は、甲状腺機能亢進症と判断され、その時の私の心性はすっかり落ちてしまい、常人と同じ状態から抜け出すことができませんでした。学法や煉功など、三つのことを続けてやっていましたが、思想業力が強くて、薬も常に飲んでいました。しかし、病状は良くなったり悪くなったりしながら、8年間が過ぎてしまい、私の心の苦痛やストレスは表現することができません。
 
 「本当に修煉するには、心に向かって、内に向かって修め、内に向かって探さなければならず、外に向かって探してはいけません。」(『転法輪』)私は真面目に学法し、同修たちと常に交流する事で、2009年になってからようやく少しずつ法への理解が深まってゆきました。説法の中で、師父はこのようにおっしゃっています。「間違ったら、どこが間違ったかを見て、分かれば、次回それを良く行い、新たに行えばいいのです。転んだらいつも転んだままにしています。(皆笑って) 起き上がらなければいけません。」(2003年、『二〇〇三年旧正月での説法』)「修煉の中で、正念が強くなければ、関をしっかり乗り越えることができず、長引いてしまいます。しかも、正念が強くならなければ、自信を失ってしまうこともあります。自信を失って、邪に悟ってしまった人がいたのではありませんか?」(2006年、『ロサンゼルス市法会での説法』)
 
 学法を通じて次第に悟った事は、修煉者として、常人のものに執着して人心を放下できず、生死を放下できず、恐れる心ばかりでいるなら、永遠に苦痛の中から抜け出すことができません。学法や煉功など三つのことを行なっていても、人間の殻を永遠に破ることができず、やはり真の大法修煉者にはなれないのです。法理上で認識を高めた私は、問題の重大さが分かり、私を済度して下さった師父に合わせる顔がなく、師父の法像の前で悔しくて泣き出しました。そして師父に、こんな意気地のない弟子を許してくださるように、お願いしました。それから固い決意で修煉をやり直し、すべて師父の安排に従い、大法の要求に従うことを自分自身に誓いました。
 
  その後、私の体の病状は全て消え、元気になり、全身に軽やかな感覚が再び戻って来て、大法の奇跡がもう一度私の体に現れました。本当に一念の差が、人間と神の分かれ目だと思います。
 
 紆余曲折を経て、長い時間を費やして得た辛い教訓を、、私は心に深く刻み込みました。これから、必ず法を正す時期の大法弟子の要求に従い、より多く、より真面目に学法し、しっかりと三つのことを行なって、自分の先史の誓約を果たし、師父の正法を手伝い、師父にしっかりとついて行き、天上の家に戻ります。 
 
2011年05月24日

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