山東省:7人の修煉者が秘密裁判を経て拘禁
(明慧日本)山東省招遠市に在住の法輪功修煉者・宋桂華さん、楊蘭香さん、雲英さん、房翠栄さん、楊文傑さんは、2011年4月12日に招遠市610弁公室の関係者及び地元の法曹関係者によって強制連行され、山東省済南女子刑務所に拘禁された。そのほか、法輪功修煉者・考福全さん、滕英芬さんは現在、行方不明である。
招遠市の裁判所は2010年12月5日と12月21日に、法輪功修煉者・考福全さん、滕英芬さん、宋桂華さん、楊蘭香さん、雲英さん、房翠栄さん、楊文傑さんの7人に対して秘密裁判を行った。弁護士の同席や家族の傍聴が認められない情況下で、彼らはそれぞれ4年から8年の懲役刑を宣告された。
7人の法輪功修煉者は2010年5月8日から、相次ぎ招遠市610弁公室によって強制連行され、洗脳班に送られた。考福全さんは、迫害を受けて様々な病状が現れ、医者から心臓病、高血圧、頸椎病、胆嚢炎などと診断された。このような状況にもかかわらず、考さんは8年の懲役刑を裁判所から言い渡された。身体検査で不合格だった考さんは、留置所から受け入れを拒否されたが、610弁公室は考さんを釈放せず、考さんを洗脳班に送りこみ、独房に拘禁した。
考さんは強制連行されて以来、一度も家族と面会したことがない。考さんの家族は洗脳班を訪ね、考さんとの面会を要求したが、考さんは留置所へ移送されたと知らされた。そのため、留置所を訪ねた家族は、考さんが既に、他の施設に移送されたと言われたが、詳しい情報は知らされなかった。
その他の法輪功修煉者の家族も、同様の遭遇にあるという。紆余曲折を経て、彼らの家族は宋桂華さん、楊蘭香さん、雲英さん、房翠栄さん、楊文傑さんが、2011年4月12日に秘密裏に山東省済南女子刑務所に移送されていたことを知った。考福全さん、滕英芬さんの行方は依然として不明である。
情報筋によると、楊蘭香さん、雲英さん、房翠栄さん、楊文傑さんは迫害を受け、心臓病の病状が現れたという。
2011年05月25日
(English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2011/5/23/125466.html)
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