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師父が命を助けてくださった恩が忘れられない

(明慧日本)修煉の中で歩んできた道を振り返ってみると、体験した奇跡は数え切れず、師父への感謝の言葉も言い尽くすことができません。今回、その中から幾つかの出来事を書き出して、師父への崇高な敬意を表したいと思います。
 
  私が法を得て1カ月ぐらいの時、家でこのような事がありました。新しくアパートを借りて引っ越しが終わった当日、私は全財産の1万元が入った預金通帳が無くなったことに気づきました。私は安定した仕事がなく、収入もわずかで、8歳の娘が1人いるのに、これからどうやって生活して行くのか? 急に苦しみの深淵に落ち込んだようでした。
 
 その夜、私は『転法輪』を勉強するつもりでしたが、どうしても心を静めて法を勉強することができず、頭の中は全て、お金の事でいっぱいでした。自分がお金の事で悩んでいる時、突然誰かがドアを強く閉めた音がしました。私はいったい誰がこのような失礼なことをするのか見てみたいと思いました。しかし、改めて考えると、引っ越して来たばかりで、誰も私を知らないので、多分大家さんを探していたのでしょうと思いました。私も、これからの生活をどうしていいかわからないし、他人の事に関心を持つ余裕はありませんでした、そのため、私は依然として『転法輪』を手にして、テーブルの前に座って悩み続けていました。
 
 突然、また客間から大きな音がしてきました。まるでセメントの板が高い上空から地面に落ちてきたかのような重い音でした。直感で「大変だ。屋根が落ちた。間違いなくきっと屋根が落ちてきた」と思いました。私は思わず立上って、部屋の外へ出ようとしました。
 
 ちょうど1歩を踏み出して、まだ寝室の入り口まで届いていない時に、頭上で「バン」という大きな音がしました。音のした方を振り返って見てみると、天井の200ワットの電球が根元から綺麗に切れて、さっきまで私が坐っていた所にまっすぐ落ちており、たちまちテーブルの上でバラバラに割れてしまいました。あまりの驚きに私はぽかんとしてしまいました。立ち上がって、その場所から離れるまでわずか数秒ぐらいでした!
 
 電気スタンドを点けてみると、テーブル、椅子と地面、割れたガラスがあっちこっちに散らばっているのですが、横に寝ている娘の周りにはありませんでした。さらに不思議なことに、テーブルの上にカラス片がいっぱい散らばっていたにもかかわらず、ただ『転法輪』の上にはありませんでした。ガラスにまるで目があるようで、あまりにも不思議です。電球が落ちたテーブルを見ると、もっとびっくりしました。家にある家具の中で、一番背が高いのが、このテーブルでした。私は勉強好きなので、熱に強く、傷にも強い、当時流行っていたこのテーブルを買ってきました。電球の熱で焼け焦げ所は、茶碗ぐらいの丸い跡を残して、ナイフで刻んだようでした、このような頑丈な素材にも、このような傷がついたのですから、これが頭に落ちていたらどうなっていたか想像もつきません。これは命を取りに来たものです。私は涙を流しながらガラスを片付けました。
 
 その後やっと客間の音のことを思い出して、行って見ると、ひっそりと静かで、どこにもセメントの板は見つかりませんでした。そこで私はやっと分かりました。さっきの2種類の音はすべて師父が私をそこから離れさせるためのものでした。師父はこの大きな災難を解消してくだり、命を助けてくださいました。もし命がなければ、お金がいくらあっても何にもなりません。私は再び『転法輪』を手にすると、「しかし煉功者の場合は、本来、師の法身が守ってくれていますから、他人があなたのものを取ろうとしても取れません」というくだりの一連の文字がきらきら光っているのが見えました。そのときの私は。言いようもないほど震撼し、師父に「師父、一万元なくしてもかまいません。山があれば、薪がなくなる心配はありません。弟子は納得しました」と深い感謝の気持ちでいっぱいになりました。さらに翌日、朝早くに妹婿が電話をかけてきて「昨日銀行に行って調べてみると、お金はまだ誰にもに取られていないので、今日紛失届を出すことができます。昨晩酒を飲みに行って、私に伝えることを忘れた」と、思いもよらぬ展開となりました。
 
 もう一つ師父が命を助けてくださった事を話したいと思います。ある日の朝、夢の中で自分が大きな道路を歩いていると、年長の方が「気をつけろ!」と私に向かって叫んだので、頭を上げてみてみると、壁の向こうにいる人が石を持って私のほうに投げつけて、私を殺そうとしていました。私はあちこち避けて、ようやく年長の方の助けで石を避けることができました。そして、娘の「市場で朝ごはんを買ってきて」という声で私は夢から覚めました。目覚めてから、私は顔も洗わず、すぐに出かけました。市場に着てから、まだ眠かったので目を擦りながら、ゆっくりと歩いていました。すると突然、ある人が「避けて!」と叫びました。しかし、私は自分と関係がないと思って気にせずに、依然として前へ歩いていました。すると、また他の人が「避けて、早く避けなさい!」と叫びました。私は「誰なの?こんなに注意されても避けないなんて?馬鹿じゃない?!」と思って、やはり頭を上げずに、一人でこう考えていました。その時、誰かが私の体を押して前へ引っ張っていると感じました。しかもそれは相当の力で、私はその勢いで倒れそうでした。それと同時に、大きな軟らかい手が私の背中を支えて、倒れないようにしてくれました。このときやっと自分が事故に遭ったとわかりました。
 
 後ろを見ようと振り向こうとして倒れる寸前、この一つの力が私を道路の片側にある出店のテーブルの間に引っ張りました。するとすぐに、出店の奥さんが大声で叫びながら、私をしっかり捉まえて自分のほうに引っ張ってくれました。
 
 落ち着いてから、私はやっと多くの人に囲まれていることを意識しました。一台のトラックが乗用車を載せていましたが、積載されていた乗用車のドアは開いたままでした。そのため、乗用車のドアが私を引っかけて前へ走り続け、運転手は知らずに走り続け、回りの人の掛け声でようやく止まりました。運転手はしきりに謝り、周囲のたちは私の運が良かったと言いました。出店の奥さんは私を助けたことで手が乗用車のドアにひっかかって血が出ていました。奥さんもあまりの驚きで顔色が真っ青になり、なかなか落ち着かず泣いていました。私がお礼を言った時、彼女に「仏を信じているでしょう」と聞かれたので、私は「法輪功を信じています」と答えました。するとたくさんの人は「テレビで言っている法輪功の悪口は、まったく根拠のないことだね、嘘つきだ……」と言いました。
 
 私は再び、自転車に乗って道路を走っていました。すると、1台の三輪車が後から追いかけて来ました。もともと、とても広い道でしたが、三輪車はどういうわけか私の方に寄って来ました。大きな音とともに、私は自転車に乗ったまま、三輪車にぶつけられ地面に倒れました。周りの人たちはびっくりして呆然としていました。運転手は停車する勇気がなく、そのまま走り続けて逃げようとしました。三輪車に乗っている人は驚きながら後ろの私を見ていました。私は手が腫れて青くなり、傷が出来ましたが、しかし、痛くもなく、すぐに立ち上がって三輪車を追いかけました。そこで、運転手はやっと私に謝りました。自分は面倒をかけに来たのではないと伝え、「私は法輪功を学んでいるので、あなたが目撃したように法輪功を修煉する人は神様が守っています。テレビで宣伝されている法輪功の悪口は嘘です」と言いました。その人も同感の様子で何度も頷いていました。 
 
2011年05月27日


(English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2011/5/26/125553.html
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