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河北省:法輪功修煉者が突然死、暴行が原因か(写真)

(明慧日本)河北省の寧晉県に住んでいた李志勤さんは、妻とともに1997年に法輪功の修煉を始め、すべての病態がなくなった。2007年9月12日、李さんは同県610弁公室によって強制連行され、迫害により死亡した。
 
李志勤さん

 以下は、李さんの妻の証言に基づく迫害の真実の状況である。
 
 2007年8月、寧晉県公安局の国保(国家安全保衛)大隊の隊長・申建中は、十数人の警官を率いて李さんの自宅で騒ぎ立て、家族の反対を押し切って、李さんと李さんの息子を繰り返し殴打した上、一部の家財を押収し、暴行を受け床に倒れていた李さんを車の中に引きずり込み、強制連行した。
 
 翌日、李さんの息子は父の状況を尋ねるため、寧晉県と趙県の公安局の二箇所を繰り返し往復した。結局、李さんが前夜、既に暴行によって殺害されていたことを知り、その事実に直面した。
 
  さらに李さんの遺体は、迫害によって殺害された事実を隠蔽するため、中共(中国共産党)当局の手配により、何の手続きもなく慌しく火葬された。遺体の安置所で李さんの息子は、冷凍庫にパンツ一枚で裸のまま放置された李さん遺体に、数箇所のひどい傷跡があることを目にして、李さんが公安局の中でどれほどの暴行を加えられたのかを知った。そして、家族はその迫害のひどさにショックを受け、苦境に陥っている。
 
 現在までに、李さんの家族は李さんの死因を3年間ずっと追及してきたが、地元の公安局はそれを無視するだけでなく、李さんの家族を脅迫している。 
 
2011年05月28日

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