■日本明慧
http://jp.minghui.org/2011/05/28/mh291216.html
吉林省女子監獄の迫害状況
(明慧日本)吉林省女子監獄内に設置されている、いわゆる「教育監区」とは法輪功修煉者たちを卑劣な手段で迫害する特別区画であり、その手段は残虐極まりない。教育監区の警官らは直接修煉者を迫害せず、受刑者や、いわゆる「邦教」、「包挟」と呼ばれる社会の闇に生きる悪質な人間を特別に雇い入れ、法輪功修煉者達を迫害している。その目的は精神、肉体ともに法輪功修煉者を迫害すると同時に、警察らが法律によって裁かれるのを避けるためである。
吉林省女子監獄
2006年11月、法輪功修煉者の伊君さんらは、法輪功の経文をお互いに読んでいた際、王麗娜らにそれを目撃された。王はすぐ「管教」と呼ばれる警官に密告し、監区長の曹は趙桂風ら「邦教」に命令し、法輪功修煉者たちに「箸を渡る」という拷問を行わせ、法輪功修煉者たちを「反省」させた。「反省」とは、修煉者一人一人に生まれてから今までの過ちを全部言わせ、それを書かせて分析させ、それをまとめさせる一連の洗脳手段であり、このようにして人間の思考を混乱させた上で法輪功への信仰を放棄させることが目的である。その過程で、多くの法輪功修煉者は、吊るし上げられる、直立不動の姿勢を強制される、睡眠を妨害されるなど様々な拷問を受ける。白山市に在住の法輪功修煉者・張玉芬さんらは、経文の入手経路を自白しなかったため、吊るし上げられるなどして、拷問を受けた。また、夜の休み時間も減らされ、夜中の零時過ぎまで拷問を受け続けたという。
拷問の実演:縛り上げる
2007年11月、教育監区の警官らはまたも「邦教」の趙桂風らに指示して、「反省」を実施した。いわゆる「転向」を拒んだ法輪功修煉者達を一つの部屋に集め、大勢の「邦教」が修煉者たちを囲み「転向」を強制した。「邦教」は趙のほか、邵玲、劉亜謙、胡潔、朱紅、劉哲らがいた。彼女らは、様々な卑劣な手段を用いて修煉者達を夜中2時まで苦しめた。
徳恵県に在住の法輪功修煉者・劉風雲さんは、四階の第二小隊2号室に拘禁された。当時の管教は鄧であり、鄧は李暁光という「邦教」に命令して、劉さんに毎日繰り返し中共の中央テレビ(CCTV)が作成した法輪功を中傷する内容の、事実を捏造した番組を強制的に見させた。劉さんは、その他にも内容が非常に低俗で、健康を害する内容のDVDを見させられた。劉さんは「転向」を迫られ、朝の5時から夜の11時か12時まで寝かせない、座らせない、休ませないなどの手段で苦しめられた。こうして数日間にわたって虐待された劉さんは、全身がむくみ、両足が太く腫れて、靴を履くことができなくなった。
公主嶺に在住の法輪功修煉者・王春英さんは「邦教」の邵玲らから拷問を受け、数日間の「反省」を強いられた。王さんは、睡眠を妨害され、頭痛や目の痛みに悩まされた上、高血圧となり、その後、長期にわたって高血圧の病状が消えなかった。また、吉林市に在住の法輪功修煉者・明艶波さんは、60歳を過ぎた高齢者であるにもかかわらず、趙桂風、邵玲らから拷問を受け、体が極度に衰退した。
樺甸市に在住の修煉者・於文彦さんは、体がとても弱く、迫害を受けたことにより心臓病の病状が現れた。にもかかわらず、「邦教」らは迫害の手を緩めることなく、容赦なく於さんを迫害した。最後に於さんは、心臓病が酷くなり、呼吸困難に陥ったため、ようやく拷問から解放された。農安県に在住の劉淑梅さんも、趙桂風、邵玲らから数日連続で拷問を受けた。また、長春市に在住の周潤君さん、孫桂英さんも毎日絶えず、小さな椅子に座らされる拷問を受けた。また彼女らは、数名の「邦教」に囲まれて罵られ、殴打されたため、全身が痣だらけになった。
拷問の実演:死人ベッド
いわゆる「授業」(中共の強制洗脳)を強制される法輪功修煉者は、毎日百人以上にものぼる。吉林省女子監獄では、法輪功修煉者は朝5時に起床しなければならず、30分以内にすべての準備を終えなければならない。また、午前9時から午後の6時まで「授業」を受けなければならず、毎日食事と睡眠時間以外は、こうした「授業」を受けなければならない。また、長時間にわたって小さな椅子に座らされ、十分に休むこともできないので、腰に損傷を受けるなどして、徐々に体が衰弱していく。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
2011年05月28日
(中国語:
http://www.minghui.org/mh/articles/2011/5/27/241545.html
)
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