山東省煙台地区での迫害事例(写真)(一)
(明慧日本)1999年7.20に中共が法輪功に対する迫害を開始して以来、山東省での法輪功修煉者の死亡人数は全国で5番目に多い。2011年5月4日までに、少なくとも3433名の法輪功修煉者が中共の迫害により死亡したことが確認されている。山東省煙台地区では少なくとも57名の法輪功修煉者が直接、或いは間接的に迫害されて死亡した。招遠市で14人、煙台市で16人、蓬来市で9人、莱州市で5人、莱陽市で4人、龍口市で4人、栖霞市で3人、海陽市で2人の死亡事例が明慧ネットで報道されている。
下記の写真で、前列の修煉者が所持している遺影は、すべて山東省で死亡した修煉者である。左から2番目は煙台芝罘区の賀秀玲さん、左から3番目は煙台招遠の趙金華さんである。 | 2009年6月6日、アメリカニューヨークマンハッタン第6 メインストリートでのパレート |
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煙台招遠市での迫害の詳細
趙金華さん(女性・42歳)は、招遠市張星鎮抬頭趙家村に在住。法輪功を修煉しているという理由で、1999年9月27日に張星鎮の公安派出所に強制連行され、10日後の10月7日に迫害を受け死亡した。
| 趙金華さん |
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趙金華さんは農村の主婦であり、中共から迫害を受け死亡した初めての法輪功修煉者であったため、当時国外からも注目された。また、時を同じくして3名の修煉者も強制連行され、彼女たちは警官に強制連行されて、繰り返し殴打され、スタンガンで電撃されるなどの拷問を受けた。警官は趙さんを殴る前に修煉を続けるか否を質問した。趙さんは終始、修煉すると答えたため、警官から3回も電撃され意識を失った。趙さんはこの後立つことができなくなったが、さらに不明薬物を注射された。その後、趙さんは胸が苦しくなり、右半身が麻痺してしまったが、警官はそれを無視した。10月7日午後4時、趙さんは極度に衰弱したため、病院に搬送され検査を受けたが、まもなく息を引き取った。遺体を解剖した結果、頭部以外にも体に数カ所の傷があり、皮下出血もあった。結論として趙さんは、数カ所を殴られた傷がもとで死亡したという。
彼女が死亡した後、中共当局はすべての情報を封鎖した。趙さんの親戚は、趙さんの墓参りに行ったため会社を解雇され、親戚3人は労働教養処分を宣告された。
孫紹美さん(女性・37歳)は、招遠玲瓏鎮溝上村商店の職員だった。2000年11月28日に孫さんは強制連行され、北京大興県団河労働教養に拘禁された。孫さんは、12月12日午前11時45分に殴られ死亡したという。
| 孫紹美さん |
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姜麗英さんは招遠市の法輪功修煉者であり、2001年1月19日に捜査令状がないまま家宅捜査を受けた。また、真相資料の出所を答えなかったため、2001年1月25日に地元の公安から拷問を受け死亡した。
| 姜麗英さん |
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張林さん(女性・53歳)は招遠市文化区42号に住んでいた。2001年7月に招遠公安局の警官らによって招遠玲瓏鎮洗脳クラスに連行された。40数日間にわたって強制的な洗脳を強いられ、9月に労働教養2年を言い渡された。その後張さんは家族との連絡が取れなくなった。2003年9月28日に王村労働教養所から張林さんが病気になったという知らせがあったため、張さんの夫は当日の夜に張さんを家に連れ帰った。また、9月30日夜明けに張林さんはビルから飛び降り自殺したと噂があったが、誰も張さんが死ぬところを見ておらず、告発人も不明である。張さんの遺体は10月1日に発見され、すぐに火葬された。
招遠市張星鎮趙家村の葛玉蘭さん(女性・77歳)は法輪功を修煉していたため、絶えず嫌がらせを受け、中共から年金を止められ、2008年8月3日にこの世を去った。
張立興さん(男性・67歳)は招遠市辛荘鎮大荘家村の人である。彼の奥さん、息子、3人の娘、姑は中共の警官らによって幾度も強制連行された。長女は懲役10年の判決を下され、2番目の娘は数年間行方不明になり、長女の夫は懲役5年の判決を下された。長期にわたって苦しめられ、張立興さんは2005年1月にこの世を去った。
王玉菊さん(女性・63歳)は、招遠市蚕荘鎮西原家村に住んでいた。王さんは大法と出会う前、重い高血圧及と多種の病気に苦しんでいた。王さんは法輪功の修煉を初めてから各種の病気が治り、働けるようになった。中共による迫害が始まって以来、王さんは罪人のように取り扱われ、市中を引き回されて侮辱された。また、王さんは昼間に強制労働を強いられ、夜は洗脳された。身心共に打撃を受けた王さんの体調は次第に悪化し、2005年2月に持病が再発し、2006年3月19日にこの世を去った。
2011年05月29日
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