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江蘇省:南京市のエンジニアが5回も連行される

(明慧日本)江蘇省南京市の法輪功修煉者・馬振宇さんは、法輪功の修煉を放棄しないという理由で強制連行され、下関留置場に拘禁されている。1999年7.20以降、中共(中国共産党)が法輪功への弾圧を開始してから、馬さんは今回で5度目の強制連行となる。
 
 馬さんは1962年に山西で生まれた。西安電子科学技術大学卒業後、中国電子科学技術グループの第14研究所に就職した。馬さんは仕事熱心なエンジニアとして、会社に貢献していた。馬さんは法輪功を修煉してから、「真・善・忍」の原則に従ってさらに良い人を目指し、職場でも家庭でも責任を持ち、周囲の人達からもとても評判がよかったという。
 
 1999年7.20、馬さんをはじめ、南京市在住の法輪功修煉者5名が強制連行された。その後、馬さんは2カ月間拘禁された。馬さんの自宅は差し押さえられ、長年かけて収集した仕事用の資料などの私物を、全て差し押さえられたという。
 
 馬さんは2000年5月、公安局に数日間軟禁されたことがあり、同年11月に強制連行され、拷問を受けた後、実刑7年の不当判決を宣告された。
 
 馬さんは2007年11月に釈放された後、南京市に戸籍を入れることを許可されず、放浪生活を余儀なくされた。その後、馬さんは2009年4月30日に強制連行され、6カ月間拘禁された。そして、今年5月29日に強制連行され、これで5度目の強制連行となった。
 
 馬さんは、かつて妻と娘の3人で幸せに暮らしていた。馬さんが投獄された後、馬さんの妻だけでなく、小学生になる娘にまで、警官らは脅迫や嫌がらせをしていた。妻は止む無く、刑務所に収容されている馬さんと離婚しなければならなかった。
 
 釈放された馬さんは、多大な苦難に対して、悔やむことも恨むこともせず、平穏な心を保ちながら、再就職した。馬さんは一生懸命仕事をして、職場でもとても評判がよかった。2011年5月16日、私服警官が馬さんの写真を持ち、馬さんの勤務先に訪ねてきた。その後、馬さんは、知人の法輪功修煉者の夫婦が警官に強制連行されたことを知った。
 
 しかし、馬さんは、自分の身に危険があると知りつつも、仕事を続け、会社を離れなかった。なぜなら、自分のやっている仕事はまだ終わっておらず、突然無断欠勤すれば、会社に迷惑かけてしまう、という責任感を感じていた為だったという。
 
2011年06月09日


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