■日本明慧 http://jp.minghui.org/2011/06/11/mh120167.html 



天津市:息子の冤罪を当局に母親が訴え続ける(写真)

(明慧日本)天津市の法輪功修煉者・周向陽さんは、妻・李??さんとともに、2011年3月、唐山市の国保(国家安全保衛)大隊、文化路派出所によって強制連行された上、正当な理由もなく尋問を強いられ、吊るし上げる拷問を加えられた。そして、天津市港北刑務所へ移送された周さんは、不当な監禁に抗議し、90日間にわたって断食を続けていた。
 
天津市鉄道会社の元エンジニア・周向陽さん

 2011年4月12日、周さんの母親は、息子の冤罪を晴らすための告訴をする手だてもなく、刑務所の入口で悲しみを抑えきれず、涙を流しながら、中共(中国共産党)がいかにひどい迫害を行っているのか、人々に訴えるしかなかった。
 

 周さんの母親は、体に被っていた白い布に「港北刑務所は死の寸前となったわが子に、一目見ることさえ許してくれない。わが子は良い人だった」と書いた。
 
 2011年5月12日、周さんの家族は、留置場の面会室で周さんと面会したが、周さんは、皮と骨ばかりの状態になるまで痩せこけており、鉄製の椅子に足を縛られた周さんの姿を見て、施設の中でどれほどむごい拷問が行われているのかを目の当たりにし、迫害の残酷さに衝撃を受けた。この面会を機に、周さんは家族に対し、次のように語った。
 
 周さんは、唐山市国保大隊により、現金13000元と4枚のキャッシューカードのほか、パソコン1台、ノートパソコン1台、プリンターなどの電化製品を差し押さえられた。その上、唐山市公安局によって、両手や腹部をひどく殴打され、2時間にわたって吊るし上げる拷問を受けた。現在、血尿が出ており、身体が衰弱しているという。この迫害に加担した関係者を訴えるよう、家族に依頼したい、と話した。
 
周さんの自宅を強制的に家宅捜査した時の状況

椅子の背もたれは鉄板、骨組が鉄製のパイプで作られており、被害者はこの椅子から動けないようきつく縛られる

唐山市公安局
天津市港北刑務所

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
 
2011年06月11日


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