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吉林省:50代女性が12年間受けてきた迫害(写真)

(明慧日本)1999年7.20以後、中共(中国共産党)が法輪功と法輪功修煉者への迫害を強めるなか、吉林省吉林市に在住の修煉者・尹福英さん(57歳女性)はこの12年来、地元の多数の法輪功修煉者と同じように豊満公安局の江南派出所や吉林市610弁公室、江南街道弁事所(編集者注:中国の行政の末端機関)による嫌がらせ、労働教養、拘禁、無断解雇などの迫害を受けてきた。
 
 2000年10月1日、尹さんは他の修煉者とともに、北京の天安門で「法輪功は素晴らしい」と声を発して、人々に法輪功の潔白を伝え続けたが、駆けつけた警官に暴行され、パトカーの中に引きずり込まれた。その後、尹さんは吉林市留置場へ移送され、迫害に抗議して断食を行ったため、灌食の拷問を強いられた。2カ月後、尹さんは長春市の黑嘴子労働教養所へ移送され、3年の労働教養処分を宣告された。尹さんは拘禁中に、スタンガンでの電気ショックや悪質な洗脳、強制労働など、そのほかにも多くの拷問を受け、心身ともにひどい傷害を受けた。
 
拷問の実演:スタンガンで電気ショックを与える

 2001年9月、江南派出所と江南街道弁事所のメンバーら3人は、尹さんの家に押し入り、尹さんに修煉を放棄するという内容の保証書に署名することを強制した。尹さんはそれを拒否したが、迫害から逃れるため、その後5カ月にわたって放浪生活を余儀なくされた。
 
 2002年1月16 日、尹さんは法輪功修煉者であるという理由で、不当に警察に逮捕された。尹さんは吉林市留置場で 15日間拘禁された上、職場を無断で解雇された。
 
拷問の実演:小さい椅子の上に何時間も座らせる

 2005年1月、尹さんは人々に法輪功の真相を伝えたという理由で、3年の労働教養を宣告された。尹さんは黑嘴子労働教養所へ移送されたが、入所時の健康診断で不合格と判定され、入所を拒否された。尹さんは元の留置場に戻されてから、詳細不明の薬物を大量に投与された。その後も尹さんは、何度も労働教養所へ送られ、その度に労働教養所側から入所を拒否された。
 
拷問の実演:詳細不明の薬物を注射する

 この12年の間に、尹さんは会社から無断で解雇され、給料を支払われないなど、生活に対する迫害も絶えず受けてきた。現在、依然として尹さんは、中共当局から相次ぐ嫌がらせを受けており、家族とともに苦しめられている。
 
2011年06月14日

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