■日本明慧 http://jp.minghui.org/2011/06/18/mh192891.html 



山東省第一女子労働教養所の暴虐

(明慧日本)山東省第一女子労働教養所は、済南市の漿水泉路に位置し、多くの法輪功修煉者を不法に監禁し、残虐な虐待と奴隷のような扱いをする地獄のような場所として知られている。
 
 山東省第一女子労働教養所の第四大隊の警官・韓建華、李麗娟、王崑らは所内でも特に悪質な警官で、2009年〜2010年の間、無罪の法輪功修煉者たちへの迫害に積極的に加担している。彼らは、中共が実施しているいわゆる「転向」の目的を達成するため、新たに収容された法輪功修煉者たちを狭い独房に監禁し、1人の修煉者につき、2人の「邦教」(受刑者の中から警官が選んだ悪質な性格と邪悪な思想をもつ者)を付けて、昼夜を問わず24時間監視させ、洗脳や体罰を加えさせている。
 
 警官の韓建華は法輪功修煉者を脅迫して、法輪功と法輪功の創始者である李洪志氏を中傷する内容のビデオを毎日見るように強要し、感想文を書かせている。暴力と拷問の手段で「転向」を迫り、転向しなければ独房に監禁して更なる非人道的な残虐な迫害を行う。修煉者が独房に入れられると、食事は十分に与えず、トイレに行くことも許されず、顔を洗うこともできない。また、長時間細くて狭い「椅子」(拷問道具)に座らされ、腰を90度曲げる姿勢を強いられ、両足をそろえて両手を腿の上で動かせないように固定され、前を見て目を閉じてはならず、体を動かしてはならないと命令される。少しでも体を動かすと手足を蹴るなどの暴力を加えられる。ほとんどの修煉者は、この姿勢で長期にわたって強いられたため、お尻の肉が腐って化膿してしまった。
 
拷問の実演:「座る」体罰

 済南市の法輪功修煉者・蕎興霞さんが強制連行された時、体重は85キロもあったが、独房に入れられてから僅か1カ月で体重が20キロも落ちた。また、長期にわたって洗面や入浴ができなかったため、目や顔から細菌が入り化膿した。にもかかわらず、蕎さんは過酷な強制労働に従事させられ、化膿した体の痛みで苦しめられた。夜、蕎さんがトイレットペーパーで感染した傷口をふくと、多量の血と液体が流れ出たという。
 
 警官の孔宴霞は、奴隷のような強制労働の担当者である。孔は修煉者たちを迫害し、自分が多くの奨励金を得るために、毎日多くの「労働メニュー」を修煉者に科し、ノルマを達成できなかった場合、文化大革命の時のように批判大会を設け、皆の前で完成できなかった人を侮辱した。終わらなかった作業は寝室にまで持ち込まされ、終わるまで寝ることを許されない。また、一日中声を出すことを禁じられ、お互いに話すことは許されず、時々罵ったり、蹴ったりして、汚い言葉で修煉者の人格を侮辱する。
 
 フウ澤市の法輪功修煉者・鄭文霞さんは「転向」に応じなかった1人である。彼女は絶食を行い、ただちに釈放するよう抗議した。すると、王崑は受刑者の劉梅、李爽に命じて、喉から胃に至るまでゴム管を挿入し、不明薬物を混ぜた灌食を行った。また、鄭さんに薬を注射し、死人ベッドに固定して、精神的に屈辱を与えた。鄭さんは長期にわたって迫害され、体が痩せて骨と皮だけになり、危篤状態に陥ったため、釈放された。
 
拷問の実演:灌食

 梁山に在住の法輪功修煉者・胡秀蘭さんは、長期にわたって奴隷のような強制労働に従事させられ、体に重度の傷害を受け、高血圧の病状が現れて動くことができなくなった。にもかかわらず、胡さんは受刑者の理髪の仕事をするように強制され、一日中働かされた。
 
 済南市に在住の法輪功修煉者・劉玉珍さんも「転向」に応じなかったため、独房に入れられた。劉さんは感想文に「暴力で人の心は動かせない」と書いた。すると、劉さんは「邦教」の李梅に厚い本で頭を殴られ、汚い言葉で侮辱された。その後、警官の李麗娟によって、長期間立たされ続ける体罰を受けた。また、劉さんは長時間にわたって細くて狭い椅子(拷問道具)に座らされた。その後、済南市の610弁公室によって、2010年の9月に洗脳班に移送され、危篤状態に陥ったため、10月になって釈放された。
 
拷問の実演:死人ベッド

 浜州市の法輪功修煉者・張広霞さんも「転向」に応じなかったため、死人ベッドに固定され、体に大きな傷害を受けた。張さんは体中が化膿し、痛みに苦められた。警官らは張さんが歩けないことを知りながら、彼女に階段をのぼらせ、荷物を運ぶように命じた。張さんは長期にわたって迫害され、不法に刑期を延期された。
 
 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
 
2011年06月17日


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