顔が赤くつやつやしているという理由で迫害される
（明慧日本）10数年来、重慶市合川区の唐明碧さん（64）は、何度も中共（中国共産党）の警官から迫害を受け、家にいても落ち着くことができず、派出所や国安支隊の警官によって、夜中、あるいは夜明け方にたびたび嫌がらせを受けてきた。彼らは、ただ唐さんの顔が赤くてつやつやしているという理由で、唐さんが法輪功を修煉しているとみなし、常に唐さんを監視している。
唐さんは1997年に法輪大法（法輪功）の修煉を始めた。修煉を始めて数ヶ月後、唐さんは以前患っていたあらゆる病気がいつの間にかなくなり、身体は軽くなった。唐さんは健康な体を得ただけでなく、性格も明るくなり、礼儀を重んじ、至る所で他人のために考えるようになった。隣近所の人は、唐さんが別人のように変わったと言った。
1999年7.20以降、中共が法輪功を迫害し始めてから10数年来、唐さんは重慶市合川区の610弁公室に何回も迫害され、2回の労働教養を強いられた。また唐さんは、6回の拘留、5回の洗脳班での拘禁などの迫害も受けた。以下はその経歴である。
合川区合陽派出所の警官・陳立などは2000年3月23日、唐さんを自宅から合川肉工場洗脳班まで強制連行し、5日間拘禁した。唐さんが修煉を放棄しないという理由で、唐さんはさらに合川留置所で15日間拘禁され、家族は1千元をゆすり取られた後、ようやく唐さんは釈放された。
合陽派出所の警官・陳立らは2001年1月21日、再び唐さんの自宅に押し入り、唐さんを東津沱洗脳班に強制連行した。家族が逮捕の理由を聞くと、陳立は「公安局の指示だ」と答えた。洗脳班で警官は、唐さんと唐さんの家族に捏造した書類への署名を強要したが、唐さんと家族はそれを拒絶したため、唐さんは不当に15日間拘禁された。
2001年8月21日、合陽派出所の警官・張祥強などは、唐さんを自宅から合川国安支隊に強制連行した。警官らが唐さんに、まだ法輪功を修煉しているのかを聞くと、唐さんは「こんなに素晴らしい功法なのだから、もちろん修煉している」と答えた。それを聞くと警官・蘭奇峰は唐さんに力強くビンタを打ちながら「お前を打ち殺せば川に投げ捨ててて自殺と見なすことができる。上にはとっくに報告してある」と放言した。唐さんは「警官は罪のない人を殴っているが、頭上3尺に神霊がいて、善悪には必ず報いがある」と答えた。それを聞くと蘭奇峰は前後の見境もなく怒りだし、1本のモップを取って、床を拭いた後、そのモップを唐さんの口の中に押し込んだ。また、唐さんを縄で縛って、唐さんの両手を手錠で両側の椅子にはめた上で、蘭奇峰と張祥強は針金のあるゴム管で、思いっきり唐さんを打ち、唐さんは体中傷だらけだった。一日の拷問の中で、唐さんに食べ物飲み物1口も与えなかった。
 | | 拷問の実演：集団暴行 |
当日の晩に蘭奇峰は、唐さんを合川留置所に移送した。途中、唐さんは善意で彼らに法輪功の真相を説明したが、蘭奇峰は話を聞かなかっただけでなく、かえって唐さんを罵った。その後、唐さんは留置所で35日間拘禁された後、重慶市茅家山女子労働教養所に送られて1年間迫害を受けた。
合川国安の警官・趙文礼は2003年2月2日、数人を連れて唐さんの家に押し入り、唐さんを強行連行して合川留置所に27日間拘禁した。
趙文礼と合陽派出所の陳立は、2003年7月16日、唐さんを合陽の事務所に強制連行した。彼らは唐さんに署名を強要したが、唐さんが拒否したため、陳立と他の2人の女は、唐さんの手を掴んで無理やり拇印を押させた。唐さんは「これは私が押したのではない、無効である」とその場で声明を行った。
趙文礼と陳立らは 、2004年4月20日、唐さんの家に押し入り、唐さんを外へ引きずりだした。当時、各階の住民は「唐さんはいい人なのに、どうして捕まえるの？」と抗議した。陳は「法輪功だ」と言って、有無を言わず唐さんをパトカーに唐さんを押し込み、合川南津街の老人ホーム内の洗脳班に強制連行し、不当に95日間拘禁した。
趙文礼は他の6人を引率して、2004年12月25日朝、再び唐さんを南津街の老人ホーム内の洗脳班に強制連行した。それから唐さんを合川留置所に送って15日間迫害した後、再び洗脳班に戻した。唐さんは「三書」に署名することを拒否したので、重慶市南山洗脳班に送られて、迫害を受けた。2006年3月31日、重慶市南山洗脳班が解散したため、唐さんはようやく家に帰ることができた。
唐さんは、2008年7月31日午前、街にいたところを6人の不審者に囲まれ、ナンバープレートのない車に押し込まれた。唐さんは合川国安まで強制連行され、10日間拘禁された後、何の手続きもなく、家族にも知らせず、秘密裏に江北石馬河女子労働教養所に送られて、1年半の労働教養を強いられた。労働教養期間中、唐さんの家族は唐さんの行方を尋ね続けたが、合川公安局、留置所などは、すべて互いに責任をなすりつけて、とり合わなかった。家族は紆余曲折を経て、ようやく江北石馬河女子労働教養所に辿り着いたが、労働教養所側は唐さんが転向しないという理由で家族との面会を認めなかった。
2011年06月22日
明慧ネット：jp.minghui.org
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