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美容師が強制連行 母親はショックを受け失明

(明慧日本)遼寧省瀋陽市皇姑区で美容院を経営する法輪功修煉者・王維闖さん(30代男性)は2011年4月21日、理髪店で仕事をしていた際、警官に強制連行された。そして、不当に1年3カ月の労働教養処分を宣告された。
 
 連行された当日、王さんは店に侵入してきた警官らに地面に押さえつけられ、さらに警官らは胸の上に座った。混乱の中で、警官らは店内で騒ぎ立て、パソコンなどを没収した。続けて、警官らは王さんの自宅に駆けつけ、家族の反対を押し切って、王さんの妻と姉を連行した。そのとき、周囲にいた多くの民衆の誰もがこの騒ぎに驚き、警官らの違法性や逮捕の強硬手段を強く非難した。
 
 かつて王さんは法輪功を修煉しているという理由で、施設内で3日間にわたって睡眠時間を剥奪され、吊るし上げられた。それによって腕にはめられた枷の傷跡と顔を暴行されたときの傷跡は、何年経っても未だに鮮明に残っている。また暴行による後遺症で頭痛が治らず、仕事に支障をきたしている。

拷問の実演:手錠をはめて滅多打ちにする

 中共(中国共産党)当局は、王さんの自宅を見張り、家族を監視し続けたため、王さん一家は毎日恐怖におびえながら生活を送っている。王さんの母親は、息子が監禁されたことと、さらなる警官らの一連の嫌がらせにショックを受けて持病がひどくなり、両目が失明した。
 
 今回の迫害は、皇姑区公安支局が下級部門の陵東派出所に、法輪功修煉者への強制連行を行うようノルマを設定したため、王さんを陥れて連行したという。
 
 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
 
2011年06月23日

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