■日本明慧 http://jp.minghui.org/2011/06/25/mh261957.html 



河北省:法輪功修煉者と家族ら9人 不当に連行される

(明慧日本)河北省唐山市豊潤区の楊官林派出所の警官らは、2011年1月に法輪功修煉者・鄧秀艶さんを不当に連行し、その後、鄧さんの親族や友人など、あわせて7人を強制連行した。6月15日の夜に、鄧さんの夫・張維仲さんも強制連行された。強制連行された9人のうち、3人はすでに労働教養所に移送され、鄧さんと夫の張維仲さんは現在、留置場に拘禁されている。
 
 鄧さんと8人の親族や友人が強制連行された経過
 
 楊官林鎮の副鎮長・李国勇、楊官林派出所の李国棟は、2011年1月4日午前9時過ぎ、数人の警官らとともに、鄧さんの自宅の塀を乗り越えて庭に侵入し、法輪功修煉者・鄧秀艶さんを強制連行した。その際、警官らはプリンタ、カレンダー、法輪功の書籍などを没収した。また、その場にいた親戚の許志栄さんも、ともに強制連行された。翌日、鄧さんの家族が釈放を求めた際、前日の夜11時過ぎに鄧さんはすでに留置場に拘禁され、許さんは拘留所に拘禁されたことが分かった。
 
 1月14日午前10時頃、楊官林鎮政府は楊官林派出所の警官らと結託し、再び鄧さんの家に押し入った。その際、近所の住人が「これは違法行為だ」と警官らを叱責したところ、警官らは「近所の人間は、この件に関わる権利がない」と言い放った。 
 
 翌日、鄧さんの家族は楊官林派出所を訪れ、警官らが鄧さんの自宅に押し入った理由を聞くと、彼らは「派出所は関係ない、鎮政府が決めたのだ」と答えた。そのため17日午前、鄧さんの家族は楊官林鎮政府を訪れ、「どうして再び塀を乗り越えて自宅に侵入し、家財を差し押さえたのか」と聞くと、楊官林政府の役人は「3〜5日おきに一回は行くことになっている」と答えた。 
 
 2月12日、楊官林派出所の王超、張偉力、村の治安主任・王自永らは、逮捕状を持って、鄧さんの姑に署名させようとした。署名を拒んだため、彼らは鄧さんの姑の手をひっぱり、無理やり拇印を押させた。 
 
 4月4日午前、鄧さんの姑と親族の4人は、豊潤区公安支局、国保(国家安全保衛)大隊、610弁公室を訪れ、鄧さんを釈放することを求めたが、各機関の役人らは互いに責任をなすりつけ、まともに相手にしてくれなかった。 
 
 5月20日午前、鄧さんの友人たちは楊官林派出所に行き、鄧さんの釈放を求めた。その際、友人の張立軍さんは、不当にその場で逮捕された。昼ごろ、鄧さんの姑、張維雲さん、張宝香さんと葉素平さんが、張立軍さんに食事を持って行ったところ、警官らによって強制連行された。午後、派出所所長・王秀新と他の警官らは、派出所の外にいた荊淑香さんを強制連行した。夕方、張維雲さんは釈放されたが、他の5人は留置場に送られ、不当に15日間拘禁された。 
 
 6月15日夜、鄧さんの夫・張維仲さんは、廃棄鉄を運んでいる途中、玉田県の交通警察の警官らに「廃棄鉄の中に廃棄銅が混ざっており、また車の保険期限が切れている」という理由で、罰金を科せられた。張維仲さんは罰金を払った後、玉田県の警官に不当に強制連行され、豊潤留置場に送られた。
 
 楊官林派出所は法輪功修煉者・鄧さんと、その親族や友人を含む9人を強制連行し、そのうち3人は不当に労働教養を宣告され、鄧さん夫婦は、いまだに豊潤留置場に拘禁されている。自宅には中学生になる鄧さんの息子と、70歳を超えた母親だけが残っており、生活に困難をきたしている。 
 
 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照) 
 
2011年06月25日


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