■日本明慧 http://jp.minghui.org/2011/06/27/mh284816.html 



各界が新唐人テレビの衛星契約の更新を望んでいる(写真)

(明慧日本)台湾の中華電信は2011年4月、2007年8月から「ST-1」衛星の使用契約継続してきた新唐人テレビのアジア太平洋局に、8月以降の契約更新ができないと告げた。その理由は、「ST-1」の後継機である「ST-2」の帯域幅が不足しているためだという。
 
 しかし、中華電信の公式サイトでは「ST-2」は「ST-1」と比べ、性能は向上し、帯域幅はより広くなったと発表されており、帯域幅が不足しているという理由は矛盾しているといえる。各界は中共(中国共産党)が黒幕であると察し波紋を呼んでいた。
 
 台湾の立法院は6月1日に議案を可決し、中華電信が新唐人テレビとの契約を継続させるよう交通省に求めた。同月の16日、基隆市議会も同じ内容の議案を議決した。
 
 
提案人・基隆市の陳東財市議(左三)

 また、欧州議会の民主と人権事務の副議長・エドワード・マクミラン・スコット氏も馬英九総統に書簡を送り、公平かつ素早く解決されるよう促した。
 
 このほか、香港の立法議員らも、目先の利益に惑わされず、言論の自由と法治の基盤を守るよう、中華電信に呼びかけた。さらに世界中の多く中国人が新唐人テレビへの支持を表明した。
香港の民主党の立法議員・鄭家富氏(左)「13億人の中国人にとって、新唐人テレビは暗闇の中の灯である」と強調。香港の民主党議員・甘乃威氏(右)「私たちは、台湾政府が中共の圧力に負けたことによって、台湾の言論の自由が失われることを望まない」
 
 
2011年06月27日


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