誰が彼女を殺したのか?
(明慧日本)河北省任丘市にある、華北油田総医院の元従業員・白暁英さん(55歳女性)は、法輪功を修煉しているという理由で、繰り返し迫害を受け続け、2010年12月6日に亡くなった。
任丘市公安局の警官らは、白さんが肺の病気により死に至ったと言い広めているが、事実は果たしてそうなのだろうか? 以下に分析する。
白さんは仕事をやめる前は病気がちで、頭痛や冷え性などに苦しんでいた。しかし、白さんが1997年から法輪功の修煉を始めると、長年悩まされていた病気が治り、顔に赤みが差して元気になった上、善良な性格になった。それから10年来、白さんは1粒の薬も飲んだことがなく、以前の白さんを知っていた周囲の人たちは、白さんの身体の変化から法輪大法の素晴らしさを知った。
冀中公安局渤海支局道西派出所の警官らは、2007年4月5日の昼ごろ、華北石油総合住民委員会のメンバーとともに白さんの自宅へ押し入り、白さん夫婦2人を不当に連行した。
その後、白さんは5日間拘留され、夫の郭さんは10日間拘留された。その間、郭さんの勤務先の責任者が郭さんのもとを訪れ、修煉を放棄する内容の「保証書」を書くよう求め、書かなければ、出勤を許さないと通告した。5月18日、郭さんが職場に出勤した後、突然行方がわからなくなり、白さんは心理的に大きなショックを受けた。
その後、郭さんの勤務先の責任者は、郭さんを「法制の学習」に行かせたと白さんに伝えた。白さんは詳細を詳しく尋ねたが、何も教えられなかった。その後、白さんが郭さんを探し続けた結果、郭さんが廊坊洗脳班に送られていたことが判明した。
郭さんが帰された後、白さんも洗脳班に連行され2カ月近く迫害を受けた。白さんは洗脳班から帰って来た後、笑顔が消え、日増しにやせ衰え、咳、喘息をして元気がなく、全身がむくむようになった。
白さんの葬儀の時、渤海支局、道西派出所、総合住民委員会のメンバーらが嫌がらせに来た。葬式の前日には、警官が見張りを行い、白さんの多くの友人は葬式に参加することができなかった。さらに香典の名簿が警官らによって盗まれた。どうして一般人の葬式を、公安はこれほど重視し、こんなに慌てるのか?
法輪功は健康促進に著しい効果があり、かつて国家体育運動委員会によって行われた数度の調査により、このことは証明されている。そのため1999年以前には多くの人が法輪功を修煉していた。現在、中国共産党は人々が、法輪功の修煉を通してよい人になろうとすることをを禁じている。今回も、当局は残酷な迫害で修煉者を死亡させたにもかかわらず、病死したと言い広めている。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
2011年07月02日
明慧ネット:jp.minghui.org
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