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山東省:中共の弾圧政策により元教師が受けた迫害の実態(写真)

(明慧日本)元教師の徐建華さんは、1997年に法輪功を修煉し始めた。1999年7.20以降、中共(中国共産党)当局による法輪功への弾圧政策に伴い、学校側は徐さんへの迫害に加担し、徐さんは学校内で身柄を拘束された。その後、徐さんは2000年に不当な労働教養を強いられ、2011年3月、洗脳班での拘禁を強いられたあと、放浪生活を余儀なくされた。
 
 徐さんは、2011年3月31日、学校内で寒亭国保(国家安全保衛)大隊の警官ら4人によって不当に逮捕され、手錠をかけられた上に顔を殴られ、パトカーの中に引きずりこまれた。その後、警官らは徐さんの家へ押し入り、令状の提示もなく家宅捜索を行った上、法的手続きを経ないまま、家財の一部を差し押さえた。
 
 その後、徐さんは鉄製の門と窓の高い壁で隔てられた、小規模の施設へ移送された。この施設は南孫転向班とも呼ばれ、転向を目的に修煉者を拘禁し、暴行や拷問などの迫害が行われている。そこで、徐さんは手錠をかけられたまま、エン峰山ら数人の看守らによって、髪の毛を乱暴に引き抜かれ、繰り返し殴打され、罵声を浴びせらた。 
 
拷問の実演:滅多打ち

 徐さんは看守らから集団暴行を受け、人権を蹂躙されたにもかかわらず、さらに虎の椅子と呼ばれる拷問器具に縛りつけられ、目を狙って強い光源を照射された。その上、徐さんは宙に高く吊るし上げられ、殴る蹴るの暴行を受け、ひどく苦しめられた。
 
 監禁されてから2日後、徐さんは施設から抜け出すことができたが、中共の迫害から逃れるため、放浪生活を余儀なくされた。 
 
拷問の実演:虎の椅子

 かつて、徐さんはイ坊市留置場で拘禁されたことがあり、施設側に恐喝され、4万元(日本円約50万円)を脅し取られた。 
 
2011年07月08日

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