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山東省:法輪功修煉者の釈放を求めた家族と友人 警官に殴打される

(明慧日本)法輪功修煉者・呂仁娟さんは2011年6月20日、龍口市下丁家鎮派出所の警官らによって、不当に連行された。龍口市公安局は呂さんの家族に、「呂を半月後に釈放する」と伝えた。しかし、呂さんは7月5日、1年間の労働教養を不当に宣告され、王村労働教養所に移送された。呂さんの家族と友人は労働教養所を訪れ、呂さんの釈放を求めたが、警官らに連行された上、激しく殴打された。
 
 呂さんの家族と友人は、当日の午前10時頃、労働教養所に到着し、呂さんを釈放する旨の申請書を受付の担当者に渡した。受付の担当者はすぐにドアを閉め、呂さんの家族と友人を恐喝した。呂さんの家族と友人の必死の要求の下で、受付の担当者は、李という科長を連れてきた。呂さんの家族と友人は、李に申請書を渡し、「呂さんが労働教養を強いられたことは、法律違反です」と訴えたが、李は「労働教養と宣告されたのなら、我々は受け入れるしかない」と答えた。
 
 呂さんの家族と友人が、李に「呂さんは実家に戻った際、近所の病気がちの人に、自分自身が法輪功の修煉で健康を取り戻したことと、『法輪大法は素晴らしい』、『真・善・忍は素晴らしい』という言葉を教えただけです。それは法律違反の行為になりますか? それは社会秩序を妨害することになるのでしょうか?」と尋ねると、李は何も答えられなかった。
 
 そして、李は呂さんの家族と友人に対して、「お前たちを公安局に告発し、逮捕させるぞ」と恐喝した。その後、李は警官を1人を呼び、呂さんの家族と友人を無断で撮影した。
 
 しばらくすると、所長の王が出てきた。呂さんの家族と友人は、王に李の人権侵害の行為を訴えた。王は、李のやり方は間違いだと認めたが、呂さんの釈放は断った。呂さんの家族と友人は仕方がなく、翌日また釈放の請願をしようと思い、労働教養所を出た。
 
 しかし、その日の夜9時頃、呂さんの家族と友人8人は、王村鎮のあるホテルの近くで休んでいた時、2台のパトカーに乗った10数人の私服警官により、何の証明証も提示されないまま、王村鎮派出所に不当に連行された。
 
 派出所で、呂さんの家族と友人は、かばんの中身を検査され、個別に尋問を受けた。呂さんの友人は、パジャマのような服を着ていた1人に「あなたたちは警官ですか? なぜそんな姿で尋問を行うのですか?」と尋ね、「証明証を見せて下さい」と要求した。すると、その人はポケットから証明証のようなものを取り出し、素早くポケットに戻した。その人は、「あなたたちに見せたら、明慧ネットで暴露するのでしょう」と言った。「なぜ、明慧ネットを怖がるのですか」と呂さんの友人が尋ねると、その人は何も答えず早々に尋問を終わらせた。
 
 呂さんの友人・姜訓亮さんは、3人の警官らによって尋問された。尋問中、姜さんは警官らに髪を掴まれ、蹴られるなどの暴行を受けた。そして手を掴まれ、サインを強要させられた。
 
 呂さんの友人・楊美娟さんは、自分の行為が法律に違反してないと認識しているため、尋問を拒否した。副所長の陳維広は楊さんの髪を掴み、楊さんの顔面を殴打した。その後、陳は楊さんの腕を後ろ手に抑えつけ、楊さんをソファーに押しつけた。副所長・孫も、楊さんに対して暴行を加えようとしたが、楊さんは大声を上げて抵抗した。
 
 その後、楊さんは暴力を受けたことを所長・劉彦軍に訴えたが、劉は楊さんの言うことが嘘だと言い、信じなかった。
 
 呂さんの家族と友人は、24時間、暴力的な尋問を受けた後、釈放されたという。 
 
2011年07月16日

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