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遼寧省:技師の妻 夫との面会で警官に突き飛ばされ重傷

(明慧日本)遼寧省凌海市金城に在住の法輪功修煉者・金シンさんは、2011年6月29日に不当に連行された。金さんの妻は再三、夫の金さんを釈放するよう当局に訴えたが、全て断られた。
 
 7月9日の午前中、金シンさんが留置所の外で強制労働に従事させられていた際、妻と対面した。やっと金さんに会うことができた妻は、金さんに話しかけた。その際、金さんの妻は警官らに追い払われそうになったが、金さんが拘禁された後、一家が経済的に困窮し、子供の学費すら払えなくなり、自分の体調も良くない状態であること、そして夫は何も悪いことをしていないため釈放してほしいと、警官らに訴えた。
 
 その場にいた二人の警官は、金さんの妻の訴えを無視した上、金さんの妻を強引に突き飛ばし、金シンさんを連れ去った。 
 
金シンさんの妻が警官に突き飛ばされた
金シンさんの妻を人目から避けるために止められた車
金シンさんの妻が警官に突き飛ばされた

 金シンさんの妻は、地面に激しく突き飛ばされ、そのまま起き上がることができなくなった。その後、6時間が経過したが、金さんの妻は倒れたまま動くことが出来なかった。警官らは、倒れたままの彼女を放置し、他の人に見られないように、白い車を彼女の前に止めた。しばらくして、一人の警官が彼女に帰るよう促し、そうしなければ、国保(国家安全保衛)大隊に移送すると脅迫した。
 
 金シンさんは大学卒業後、技師の仕事をしていた。しかし金さんは、法輪功を修煉しているという理由で職場を解雇されたため、三輪車の運転手の仕事で生計を立てていた。6月29日に3人の法輪功修煉者・金シンさん、曹艶華さん、孫麗英さんが、農村に法輪功の真相を伝える資料を配りに行った際、凌海公安局の副局長・王景山と2名の警官らによって不当に連行された。
 
 ある情報筋によると凌海市では、7月6日、錦州市公安局が凌海市公安局、凌海市防暴大隊と結託し、法輪功修煉者の大量逮捕を行った。11名の法輪功修煉者が不当に連行され、自宅の強制捜査を強いられた。現在確認できた情報では、張燕さん、趙立志さん、陳淑艶さん、穆淑蘭さん、周崗さん、曹震さん、瀋艶霞さん、牛さん、趙さん、田さんらが不当に連行されたという。 
 
2011年07月17日


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